【迷っている方必見】保育士が違う保育園に転職する『5つのメリット』
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働いていると転職をしたいと思うことも多いでしょう。保育士だって、働いている環境を変えたい、給与面や待遇を変えたいなどと思い転職を考える場合もあります。
しかし保育士の場合は、保育園から保育園に転職をすることがほとんどです。保育園から保育園への転職でメリットはあるのでしょうか。
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保育士が転職をする大きな理由
転職をする理由として多いのが、仕事内容の改善などです。しかし保育士は転職をしたとしても子供の保育という仕事内容は変わりません。
しかし転職をするには残業をすることが多く仕事が大変、休みが取れなくて自分の時間がないなどの理由が挙げられます。保育士は激務だといわれていますが、全ての保育園で激務という訳ではありません。
人手が足りていない保育園だと、激務であったり残業代が全く出ないということもあるでしょう。そういった面を変えるために転職を考える人はたくさんいます。
他にも
- 給与面や福利厚生を変えたい
- パートアルバイトなど非正規で働いているから正社員を目指したい
- 結婚や出産などがきっかけで正社員からパートなどに変えたい
などの理由もあります。
このように保育士の転職理由には様々なものがあり、転職をすることで働き方を変えることができるんです。
違う保育園に転職する『5つのメリット』を紹介
保育園から保育園へ、保育士として転職をする場合にはさまざまなメリットがあります。転職をすることでいったいどんなメリットを得ることができるのでしょうか。
【メリット1】転職前と比べて給与があがる
まず第一に年収アップやボーナスアップ等の給与面です。給与面に悩んで転職を考える保育士はとても多いでしょう。給与面を重視して転職をすることで、大幅な給与アップをすることが出来ます。
保育士は給与が安いといわれていますが全ての保育士が安い給料で働いているという訳ではありません。
給与の良い職場を選ぶことができれば、大幅な給与アップをすることが出来るはずです。保育園の給与が安いといっても手当てが出ていない可能性があります。
きちんと手当てが出る、残業をしたときは残業代もしっかりと支払われる、そんな保育園を選ぶことで、給与面の改善をすることが出来ます。
【メリット2】仕事時間が改善
保育士は激務だといわれていますが、全ての保育士が激務な状態で働いているという訳ではありません。
確かに早朝から夜遅くまで働いている、持ち帰りの仕事が多い、休日も仕事がある、などの環境で働いているという人もいますが、激務の保育園は人手が足りていない可能性が高いのです。
人手が足りている保育園、人がきちんと配置されている保育園で働けば、激務ということもなく、日々残業続き、休日出勤ばかり、ということもないでしょう。休みたいときはしっかりと休日を取ることができて、労働時間も大幅に減らすことができます。
【メリット3】人間関係のリセット
人間関係をリセットしたいから、という理由で転職を考える人はたくさんいます。特に保育士は本当に沢山の人と係わり合いになるはずです。同僚はもちろん、子供や保護者とも係わり合いになるでしょう。
合わない同僚がいるのはもちろん、モンスターペアレントのような保護者に目を付けられると大変です。保護者とのトラブルが原因でストレスを感じて転職をするという人も珍しくはありません。
転職をすると、人間関係のリセットをすることが出来るというのも大きなメリットの一つです。数年経てば卒園して係わり合いがなくなるとはいっても、その数年間を待つのがネックで転職を考えることはおかしいことではありません。
【メリット4】スキルアップ・キャリアアップが狙える
保育士として働いていると、将来のことを考えてスキルアップ・キャリアアップもしたいと思うはずです。
しかし保育園によってはスキルアップ・キャリアアップの体勢が整っていない場合もあります。激務の職場であればスキルアップ・キャリアアップのための勉強をすることも難しいでしょう。
そのため、スキルアップ・キャリアアップしやすい環境に転職をする人も多いです。保育園によってはスキルアップ・キャリアアップのために支援をしてくれたり、転職をすること自体がスキルアップ・キャリアアップにつながる場合もあります。
いつまでも保育士として働き続けたい人にとって沢山メリットがあるのが、スキルアップ・キャリアアップを考えた上での転職活動なのです。
【メリット5】育児と仕事が両立できる
保育園の中には産休や育児休暇の制度がしっかりと取ることができず、退職をしてしまう人もいます。また、産後は育児が忙しくて正社員ではなくパートなど、自由な働き方を選択したいと思う場合も多いでしょう。
働き方を変えるため、育児と仕事を両立するため、転職をする女性はとても多いです。保育士は一度職場から離れた後、育児中でも再就職がしやすい職場だといわれています。だからこそ、育児との両立を考えた上での転職活動を行うのでしょう。
公立の保育園と私立の保育園の転職は違いとメリット・デメリットで決める
転職をする上で考えるのが、公立保育園か私立保育園かの選択です。保育士の多くは私立保育園で働いているかと思います。
しかし転職をするときに公立保育園で働きたいという人も多いのではないでしょうか。働く上で、公立保育園と私立保育園にはいったいどんな違いがあるのでしょうか。
公立と私立保育園の違い
公立保育園は自治体が運営していて、私立保育園は個人が運営しているという違いがあります。公立保育園で働く保育士は地方公務員です。そのためさまざまな部分が公務員としての条件が適用されています。
一方私立保育園は、多くの保育士が働いている場所です。見かける保育園のほとんどは私立保育園と思っても良いでしょう。
給与面や働き方など全て保育園が決めているので、保育園によって多くの違いがあります。また転職をするときも、私立保育園から私立保育園にという方が大半となっています。
公立と私立のメリット・デメリット
公立保育園で働く保育士は地方公務員です。そのため公務員としての雇用条件となっています。年齢を追うごとに少しずつ着実に給与はアップしていきますし、ボーナスが出ます。また、他にも待遇面で優れているというところは多いでしょう。
公立保育園は人員配置がしっかりと行われているので人手不足ということはありません。そのため人手不足で激務ということはないでしょう。
そういった点でも安心して働くことができます。今まで
- 仕事の給与面が低い
- 出勤時間が長すぎる
といったことで悩んでいた方にとってはとても良い環境だと思います。しかし公立保育園は公務員なので地方公務員試験に合格しなければ公立保育園で働くことができません。
また、常に募集中という訳ではなく地方自治体によって募集するかどうかは変わってくるので、公立保育園に転職したいといってもなかなか難しいでしょう。
公立保育園は人気があるので、1人の枠に100人の人が応募をするとも言われているほどです。そして公立保育園は転勤があります。公務員なので数年置きに異動をする必要があるんです。
そしてこれは別の保育園の場合もありますし、逆に保育園以外の場所で保育の仕事をする場合もあるでしょう。ベテランの保育資さんが多く長期的に働きやすい職場ではありますが、転勤や異動がネックであり採用されるかどうかも難しい職場となっています。
私立保育園は場所によって個性が違います。そのため選び方次第ではとても良い私立保育園を見つけることができるはずです。
私立保育園の方針を決めているのは保育園なので、保育園ごとに給与はどれくらいなのか、激務なのか、ボーナスはあるか、有給は取りやすいのかなどが変わってきます。保育園の規模も、小規模か大規模かによっての違いがあるはずです。
もちろん認可、無認可等によっても変わってくるでしょう。このように私立保育園は本当に違いがさまざまです。その分さまざまな求人を探すことができ、公務員試験のようなものがないので、転職はしやすいといえます。
自分にあった保育園さえ見つけることができれば、公立保育園のように働きやすい場所を見つけることができるかもしれません。
保育園以外にも保育関係の転職先がある
保育士の資格を持っていて保育士として働いていると、保育士以外の働き場所がないのではと思ってしまうかもしれません。しかし実は保育士の資格を生かした働き場所は複数あります。いったいどんな場所で保育士の資格を生かして働くことができるのでしょうか。
保育士と似たような働き方といえば以下のものがありますが、いずれも仕事内容は保育士とそこまで変わりありません。
- ベビーシッター
- 病児保育員
- 学童指導員
- 家庭的保育事業
ベビーシッターは家庭で行う保育であり、病児保育は病気の子供の保育をするための仕事です。学童指導員は学童保育の先生として小学校で保育を行う仕事となっています。家庭的保育は極小規模の保育をマンションの一室などで行う保育現場となっています。
続いて乳児院や児童養護施設です。乳児院は生後間もない子供から2歳未満の子供を預かる施設で、何らかの理由で保護者と生活ができない子供が集まっています。
児童養護施設は2歳から18歳までの子供が入所している施設です。こちらも理由のある子供たちがいる施設となっています。
社会福祉に関わる仕事としては障害者施設、子供用のデイサービス、母子生活支援センターなどがあります。いずれも配偶者のいない母親のため、障害のある子供のため、保育の手伝いをする現場です。
病院に入院をしている子供たちとコミュニケーションをとったり、医師看護師と連携を取りながらの保育となるでしょう。
周産期医療施設では妊娠出産にかかる施設で保育のお手伝いをします。こちらも医療の現場では欠かせない存在となるでしょう。
保育士というとどうしても保育園という印象が強いですが、同じ保育をする立場でも働き場所は沢山あり、全く同じ保育の仕事でもさまざまな違いが出てきます。そのため保育園以外の選択肢を考えるのも良いのではないでしょうか。
転職して失敗することもありえる
転職をすると必ずしも良くなるという訳ではありません。保育士の中には転職で失敗してさらに待遇が悪くなってしまったり、短期間で再度転職活動を行うことになってしまったという人もいます。
転職で失敗しやすい理由は
- 給与や待遇を重視しすぎる
- 口コミなどを重視しすぎる
- 転職癖がついてしまう
などがあります。まず第一に、給与や待遇を重視しすぎての転職です。確かに転職活動において給与面、待遇面はとても大切でしょう。
特に保育士はこれらの部分を重視して転職活動をする人が多いので、これらの部分を満たしていない条件であれば転職したいと思わないはずです。
しかし給与面や待遇ばかりを気にしていては、なかなか良いところに転職をすることが出来ないはずです。
給与面を重視しすぎた結果待遇が悪くなる場合、待遇を重視した結果年収が下がった場合もありますし、実際に入ってみると給与と待遇以外の部分で悪い点が沢山あったという場合もあります。そのため、トータルバランスを見て転職先を決めることが大切です。
次に口コミなどを重視しすぎる点です。転職活動をする上で口コミなどは大切です。特に保育園の場合は、保護者からどんな保育園なのかの口コミをネットで見つけることができるはずです。しかし基本的に口コミは良いことしか書かれていません。
よほど悪いことでなければ隠されてしまうことが多いのです。もちろん転職をする上でどんな保育園なのか自分で調べることは大切です。しかしあくまで口コミは口コミと思い、自分の目で確認をするようにしましょう。
実際に現地に出向いて保育園について知る、保育園を訪れるときは同僚や保護者、園児の顔を見るなどをすることで、自分に合う園なのかどうなのかを見極めることができるはずです。
最後に転職癖がついてしまうという点です。一度や二度転職活動をすると、駄目だったらまた転職をすればいいという気持ちに陥ってしまう可能性があります。
しかし転職癖がついてしまうと長期的に居つくことができない、待遇や給与が上がらないというデメリットがあります。少し保育園が合わないなと感じたとき、躓いてしまったとき、すぐに転職をしようと切り替えてしまうのは良くありません。
もちろん待遇の悪いところでいつまでも働き続けるのはよくありませんが、最初の段階ですぐに転職を考えるのは辞めましょう。
保育士の転職を成功させるためには準備が必要
転職活動は簡単ではありません。保育士不足で求人が沢山ある、といっても自分にあった良い求人は限られています。そのため、保育士の転職は時間をかけてじっくりと少しずつ勧めていくことをおススメします。
保育士の仕事に疲れたから少し休みつつ、という場合は退職をしてからでも問題ありませんが、そうでいない場合はできるだけ働きながら準備をすることをおすすめします。少しずつ情報を収集することで、保育士の転職についての知識も身につけることができます。
また、突発的な転職や急な転職よりも、理由を明確にして、条件をはっきりと決め、タイミングを考慮して選んだ転職活動のほうがずっと良い転職活動につながるはずです。
転職は簡単ではありません。時間をかけて準備をすることで、自分にあった良い求人にめぐり合える確率も高くなるんです。
失敗しない転職にしよう!理想の職場探しは転職エージェントに相談
まとめ
保育士の求人は本当に沢山あります。保育士不足の現代社会なので当然です。ちょっと検索をしただけでも、近所に良い待遇の保育園を見つけることができるかもしれません。
しかし保育士の転職は必ず採用されるという訳ではありませんし、実際に働いてみると想像と違ったという部分も出てくるでしょう。もちろん、私立で働くか公立で働くかの違いも出てくるはずです。
そのため、保育士の転職は少しずつ準備を万端にして働くようにしましょう。保育士のほとんどは、違う保育園への転職を考えるはずです。
- 保育士から違う仕事、というよりも違う保育園へ転職をする保育園の数はとても多い
- 待遇の良い保育園、給与の良い保育園はどんどん求人がなくなっていく
- 理想の保育園に転職をするためにも、転職を決める前から少しずつ求人をチェックしてみる
事前に準備をすることで近隣の保育園の情報をどんどん仕入れることができますし、いざ転職活動をするとなったときにもスムーズに転職活動を進めることができるはずです。