「保育士とアパレルは意外な共通点が…」経験が役立つ4つのポイント
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保育士から転職する人も少なくありません。では保育士からどのような職に転職する人が多いのでしょうか。思い切って保育関係とは関係のない業界に、敢えてチャレンジしたいという人も多いのが特徴です。
- 一般事務
- IT業界
- アパレル業界
などのような職種が人気です。ここでは保育士からアパレル業界に転職するケースについて検証してみました。意外と保育士からアパレルに転職する人は少なくありません。
保育士からアパレル業界へ転職…アパレルの仕事とはどうなの?
保育士からアパレル業界へ転職と言うと、イメージ的にかけ離れたものだと考える人も多いでしょう。ですが実際に行う仕事を考えてみると、意外とアパレル業界と保育士の仕事は共通点があるのです。そのため保育士からの転職先として、アパレル業界は悪くありません。
アパレルと言うと若い人向けのブランドをイメージするかもしれませんが、実際には男性向けもあれば、子供服の販売もあります。つまり子供服のブランドに転職すれば、保育士の仕事で得た経験を活かすことができるのです。
ご存知のように保育士の仕事は、子どものお世話だけではありません。事務仕事もあれば親御さんとのコミュニケーションや、力仕事など幅広い仕事をこなします。
これらの仕事の多くはアパレルでも共通するものなのです。そのため意外と保育士からアパレルへの転職は向いています。
保育士とアパレル業界の『意外な3つの共通点』
では保育士とアパレル業界における意外な共通点を紹介してみます。
といったような共通点があります。これらの共通点を1つずつ詳しく検証してみましょう。
【共通点1】コミュニケーションが能力重要
保育士の仕事は言うまでもなく、コミュニケーション能力が欠かせません。子どもの相手をするだけではなく、その保護者である親御さんとも深く付き合うためです。結果として保育士としての職歴が長いほど、コミュニケーション能力は鍛えられていきます。
特に子供服のアパレルブランドだと、お店にやってくるのはお子さんとその親御さんになります。保育士とアパレルの店員は立場こそ異なりますが、コミュニケーションを取るのは変わりありません。そのため保育士として働いた経験を十分に活かせるのです。
実際に保育士からアパレル業界に転職したという人もいるのは、やはり経験が活かせるのが大きい点でしょう。保育士の資格を取得するくらいですから、子供と話をするのが好きな人が多いはずです。そうした意味でも子供服ブランドへの転職は向いています。
【共通点2】職場に女性が多い
次に保育士とアパレルの職場の共通点としては、働く女性人口の割合がとても大きい点があります。他にも看護師などもそうですが、こうした女性の割合が多い業界はキャリアが積みやすいというメリットがあります。
他にも以下のようなポイントがあるのです。
- 産休や育休制度が完備されていることが多い
- 子育てに関するサポートが充実している
- 職場によってはお子さんを預けることもできる
以上のような点が共通しています。女性が多い職場であるだけに、やはり職場としても女性が働きやすい環境を作ろうとしているのです。そのため産休や育休などの制度が充実しているところが多いのです。
【共通点3】体力を使う
保育士とアパレル業界の共通点の3つ目としては、意外と力仕事が多いという点でしょう。一見するとアパレル業界とは華やかな世界と思いがちです。ですが保育士の仕事と同様に、体力勝負なところもあります。
- 衣服の在庫整理や管理
- 長時間の立ち仕事である
- 接客
といったように意外と体力を使う仕事が多いのです。しかも転職するブランドによっては、体型の維持をしなくてはいけません。そのためには日々の食事や運動などにも気をつける必要があるでしょう。
ただアパレルが華やかな世界と思っているのなら大きな間違いです。逆に言えば体力勝負な世界であると、自覚しているだけで転職の成功率が高くなると言えます。
面接のときどういうことをアピールしたらいいかな?
面接をする時には保育士もハードワークであるとアピールできれば、なお良い結果になるはずです。
保育士経験がアパレル業界に役立つ『4つのポイント』
ここまで保育士の仕事とアパレル業界では、共通するポイントがあるという点について述べました。次に保育士経験が、どのようにアパレル業界で役立つのかというポイントを確認します。ポイントは4つです。
【ポイント1】接客
保育士の仕事は預かったお子さんを見て、コミュニケーションを取ることです。また親御さんから様子を見ておいて欲しい、とお願いされるケースもあるでしょう。いずれにしてもコミュニケーションを取るには、相手のことを良く観察しなくてはいけません。
これはアパレル業界の接客とも通じるポイントになります。服を買いに行った時のことを思い返してみると良いでしょう。お客さんのことを見て、なにか探しているのなら声をかけるというのが基本です。これは保育士の仕事と共通する点でしょう。
接客となるので保育園の時とまったく同じとは言いません。ですが保育士としての経験は決して無駄にならないでしょう。特に子供服のブランドだと、小さいお子さんを相手にするケースも少なくありません。
【ポイント2】手先の器用さ
保育士の仕事では意外と小物を作ることが多いです。具体的にはイベントごとの園内の飾り付けであったり、お子さんの和ませるような人形などが該当します。これらを作るのは当然ですが保育士の仕事の1つです。
- ラッピング
- 店内のポップ作り
- ディスプレイ作り
このようにアパレル業界でも実は小物作りをすることが多いのです。そのため保育士として培った手先の器用さは、決して無駄になりません。現場でも役立つスキルの1つなので、転職をする時にはアピールできるポイントです。
他にも保育士の仕事の1つとして衣装を作ることもあるでしょう。こうした衣装の作成をすることも、アパレル業界では役立つスキルです。良く考えてみると、保育士とアパレル業界は意外と共通点が多いことが分かります。
【ポイント3】勤務シフトに慣れている
一般的な企業では勤務時間は決まっています。ですが保育士とアパレルの両方で、採用されているのはシフト制であることです。他業種からの転職だと、意外とこのシフト制勤務に慣れない人もいます。
ですが保育士もシフト勤務が通常ですので、アパレル業界に入ったとしても戸惑うことは少ないでしょう。ただ保育士と大きく異なるのは、アパレル業界は土日でも仕事がある点です。この点は考慮しないといけません。
【ポイント4】子供に関する知識がある
先程から何度かお伝えしていましたが、保育士の経験をアパレル業界でより活かすのなら、子供服ブランドが最適です。子供服ブランドの場合は、保育士との仕事の共通点が多くあります。
お子さんに接することもそうですし、親御さんとの話にしても同じです。他にも保育士としての経験が活かせるのは、子供に関する知識があるという点でしょう。
- 子供の発達についての知識がある
- 子供の年齢に応じた服装を勧められる
- 子供服についてのアドバイスができる
以上のことは保育士として子供と多く接していれば、十分にその知識が備わっていると言えるでしょう。
子供の発育などについては専門分野で勉強をしているはずですし、実際に担当したお子さんから得た経験をアドバイスに役立てられるでしょう。
保育士とアパレル業界の”3つの違い”
では逆に保育士とアパレル業界との違いについて確認します。この2つの業界は共通点も多いとしてきましたが、違いとなる部分もあるのです。
- 何を重視するのか
- 仕事の相手が誰なのか
- 休日の違い
何を重視するのかですが、これは保育園とアパレル業界の根本的な違いです。保育士は預かった子供を保育することが目的になります。対してアパレル業界の目的は売上を上げることです。場合によってはノルマが課せられることもあります。
保育士は主にお子さんの相手をしますが、アパレル業界では幅広い年代の相手をします。仮に子供服ブランドだとしても、親御さんだけではなく祖父母がついてくることもあるためです。
最後に休日についてですが、保育士の場合は日曜日と祝日は休みであるケースがほとんどでしょう。ですがアパレル業界の休日は平日がほとんどです。
保育士からアパレル業界に転職を成功させるために
最後に保育士からアパレル業界へ転職を成功させるには、どのような点に注意すればいいのか確認していきましょう。ポイントは3つです。
- ビジネスマナーを知る
- 保育士経験を活かせる工夫をする
- アパレル業界で仕事をする目的を明確にする
保育士の仕事は特殊な業界です。そのため一般的なビジネスマナーを知る機会は少ないでしょう。ですがアパレル業界では通じません。
そのためビジネスマナーを学ぶことは必須です。また保育士とアパレル業界には共通点が多い部分もありますが、経験をそのまま活かせるわけではないです。
上手く活かすためには自分なりの工夫が必要になるでしょう。そして最後にアパレル業界で働く目的を、明確化することで転職に成功しやすくなります。
まとめ
保育士とアパレル業界における共通点についてでした。一見してアパレル業界と保育士の仕事は違いが多いと感じる人も多いでしょう。ですが実は冷静に考えてみると、共通する点も少なくありません。
そのため保育士の経験を活かして仕事ができるのです。実際に保育士からアパレル業界に転職するケースも少なくありません。特に子供服のブランドであれば、その経験が活かしやすいでしょう。
ただしまったくそのまま経験が活かせるわけではありません。転職を成功させるには目的を明確にすることが重要です。