保育士が退職・転職する際に絶対必要な書類一覧と手続き【保存版】

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保育士が退職・転職する際には、さまざまな手続きが必要になります。園に返却しなければいけない書類や園から返却してもらうべき書類などがあるのです。

そして転職する際には、新しい勤務先に提出しなければいけない書類もあります。こういった手続きをスムーズに行わないと、退職・転職してからトラブルになってしまうこともあります。

園や職場によっても必要な書類は異なるので確認は必要ですが、一般的に必要な書類をまとめてみましたのでチェックしてみましょう。

必要書類のポイント(気になる箇所をクリック)

退職から転職までバタバタせずに済むように、準備と計画をしっかり整えておきましょう。

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【2024年日】
保育士転職の最新情報

今月は保育士さんが転職活動を開始するのに絶好のタイミングです。なぜならこの時期は、転職市場の最繁忙期を超え、保育園側も採用に力を入れる時期だからです。

一方で条件が良い保育園は求人数が限られているため、できるだけ早く転職活動を開始すべきです。

実際に保育士の私が利用した転職サイトが『保育士ワーカー』と『マイナビ保育士』です。

私は東京在住なので一番役に立ったのが『マイナビ保育士』でした。関東圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)にひときわ強い保育士専門の転職サイトとして有名です。

その他の地域にお住いの方におすすめなのは保育士ワーカー。こちらは関東圏含め、全国に対応した保育士転職サイトです。

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保育士が退職時に返却する必要書類の種類一覧

チェックに指差し棒

まず保育士が園を退職する際に、返却する必要書類があります。退職日が来たら後はサヨナラ、というわけにはいきません。

書類を返却しないことでお互いに不都合が出てくることがあるので円満退社のためには返却するべきものは知っておきましょう。

保育士が退職時に返却する必要書類の種類一覧

【1】身分証明書

説明をする職員

保育士として働いている場合、さまざまな身分証明書も渡されていることでしょう。会社で言えば社員証のようなもので、その園で働いていることを証明するものです。

退職する場合にはその身分証明書のすべてを返却する必要があります。園では返却されても再利用はできないので破棄するだけなのですが、本人は返却の義務があります。

IDカードなどがある場合、それも返却しましょう。

身分証明書とかどれがどれだかわからないんだけど、どうしたらいいんだろう…。

わからない場合にはその園と自分の名前が書かれているものはすべて持参してみるといいかもしれません。

【2】健康保険被保険者証

健康保険被保険者証

園で働いている時には、その園で健康保険に加入しています。そのため退職する際には健康保険被保険者証の返却が必須です。

返却したら健康保険証はなくなってしまいますが、新しい健康保険には転職先で加入し、被保険者証も支給されます。

ワンポイント
もし転職しないという保育士の方は、国民健康保険に加入するか、任意継続被保険者制度を利用することになります。

いずれにせよこれまで使っていた健康保険証は使えなくなるので、返却しなければいけません。

【3】その他の書類やデータ

面接対策

その他にも退職時に返却・引き継ぎもしくは破棄しなければいけないものがあります。それがさまざまな書類やデータです。返却や引き継ぎ、破棄を忘れがちな主なものは以下の通りです。

  • 保育計画書や年間カリキュラム
  • 園児や保護者に関する書類や名簿
  • 園児の性格や特徴などをまとめたメモ
  • 日誌や記録簿など

こういった書類やデータは、園に保管されているものの多いです。

データ化して自宅のパソコンで作業するケースも少なくなく、書類やデータが残ったままというケースもあるので注意しましょう。

そっか!自宅のパソコンのデータとか書類もあったね!

保育士が再就職・転職時に必要書類の種類一覧

チェックポイント

保育士が再就職・転職する際には、その勤務先にさまざまな書類を提出する必要があります。

保育士が再就職・転職時に必要書類の種類一覧

転職先によってはこれ以外にも提出を求められる書類もあるので確認しましょう。

【1】履歴書・職務経歴書

求人票と履歴書

新しい勤務先で雇用してもらう際には、履歴書や職務経歴書を提出することになります。求人に応募する際に郵送するケースもあれば、面接を受ける際に持参するケースもあります。

履歴書にはこれまでの経歴、職務経歴書には経験した仕事の内容を記載します。求人先によっては職務経歴書不要のケースもありますが、その場合には履歴書にこれまでの仕事の内容や意気込みについて記載するようにしましょう。

履歴書・職務経歴書
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履歴書の書き方(基本情報~免許・資格) [caption id="attachment_802" align="ali……続きを読む
ここに注意!
履歴書・職務経歴書の内容次第で第一印象が違ってくるので、書き方には十分に注意しましょう。

【2】保育士免許

重要

保育士の資格を持っている方は保育士免許、保育士証があるでしょう。他の保育園に転職する場合には、その原本の提示もしくはコピーの提出が求められます。保育士免許は普段はほとんど使用しないので、どこに保管しているかわからない方もいます。

ですので、転職する意志が固まったら確認しておきましょう。

どうしよう保育士免許紛失してしまったかもしれない。

なに!失くしてしまっただと!ありえん!

大丈夫ですよ。もし誤って紛失してしまったのなら、再交付してもらいましょう。また結婚等で本籍地や氏名が変わった場合には書き換え交付も申請しておきましょう。

【3】雇用保険被保険者証

書類

雇用保険費保険者証は厚生労働省が雇用保険に加入していることを証明する書類で、勤務している時には園で保管されています。そして退職をしたら園から渡され、再就職・転職の際には新しい勤務先に提出することになっています。

加入手続きに関しては新しい勤務先で手続きを行いますので、提出だけでOKです。すぐに転職する予定がない場合、ハローワークで失業保険をもらう手続きをする際に必要になってきます。退職時に渡されるので、大事に保管しておきましょう。

【4】扶養控除等申告書

メモをする手

扶養控除等申告書は、扶養している家族がいるかいないかを申告する書類です。扶養家族がいれば税金の軽減を受けることができます。ただ扶養控除等申告書は扶養家族がいる方だけでなく、扶養家族がいない方もいないと記載し提出する義務があります。

扶養控除等申告書が手元にないと思う方もいるかと思います。この書類は転職が決まったらその勤務先から渡されるものです。渡されたら早めに記入し、事前に渡されている方は出勤初日に提出しましょう。

【5】健康保険被扶養者異動届

書類にサインする

転職するとその園や施設の健康保険に入ることになるので、扶養家族がいる方、被保険者の氏名の変更や入れ替えがあった方は健康保険被扶養者異動届の提出が必要になります。

ただ扶養控除申告書と違って、扶養家族がいない方は提出する必要はありません。健康保険被扶養者異動届を提出しようと思っても、その書類が手元にないと思う方もいるでしょう。

健康保険被扶養者異動届はだれに渡されるの?

健康保険被扶養者異動届は転職先の勤務先から渡されるので、渡されたら記入して早めに提出しましょう。

【6】給与振込届出書

20代の転職女性

転職したらその勤務先から給与を受け取ることになりますが、ほぼ銀行振込になります。そのため、給与振り込みをおこなう金融機関とその口座番号を記入・捺印した給与振込届出書の提出が必要になります。

給与振込届出書は転職したら新しい勤務先から渡されるのがほとんどで、それに必要事項を記入して提出しましょう。

ただ勤務先によっては経費削減のため金融機関を指定されることがあり、場合によってはその金融機関の口座を作る必要も出てきます。

【7】前の会社から返却後に転職先に提出する書類

チェックするサラリーマン

前の会社から返却してもらってから、転職先に提出しないといけない書類があります。それは「年金手帳」と「雇用保険被保険者証」「源泉徴収票」です。

基本的にどこに転職してもこの3つは提出が求められます。どういった書類なのかもう一度確認しておきましょう。

転職先に提出しないといけない書類

年金手帳

年金手帳

年金手帳は公的年金の加入者に交付されている手帳で、退職・転職しても一生涯にわたり使い続けるものです。年金手帳は本人が保管するか、勤務先で保管するかどちらかです。勤務先に預けていれば退職時に返却されます。

転職したらその勤務先に提出をして厚生年金保険の加入手続きを行います。勤務先によっては返却されることもありますが、一度は提出しなければいけません。

転職せず、退職する場合は提出する必要ある?

転職しない場合には国民年金に切り替えないといけませんのでいずれにせよ必要になります。

雇用保険被保険者証

保険証

雇用保険に加入していることを証明する書類が雇用保険費保険者証で、勤務先で保管されているものです。そして退職すると返却されます。

そして新しい転職先で今度は新たに雇用保険に加入することになるので、提出しなければいけません。退職時に返却されるので、そのまま新しい転職先に提出しましょう。

個人保管しているものではないので、紛失する心配はありませんが、返却されて誤って破棄することのないようにしましょう。また転職しない場合も失業保険の申請に必要になります。

源泉徴収票

源泉徴収票

源泉徴収票は年末調整で必要になる書類です。年末調整は勤務先で手続きをしてくれるものですが、転職した場合にはその後の給与分だけでなく、前の会社で勤務していた給与分に関しても、転職先の会社ですることになります。

源泉徴収票は前の会社で退職時に渡されることになるので、そのまま転職先に提出しましょう。ただ、中には不要なものと思って破棄もしくは紛失してしまう方もいます。その際には再発行の手続きが必要になります。

【8】その他保育園によって求められる書類一覧

コーディネートに相談する女性

上記の書類はたいていの転職先で提出が必要になります。ただ、保育園によってはそれ以外にも提出が求められる書類があります。確認が必要ですが、必要になることのある書類をまとめてみました。

  • 勤務証明書
  • 医師による健康診断書
  • 身元保証書
  • 入社誓約書
  • 住民票記載事項証明書

これらについては、保育園によって違ってくるので採用が決まったら園に直接確認してみましょう。また書類によっては園から渡されるものもあるので、受け取ったならできるだけ早く記載して提出しましょう。

たいていは初出勤前に指示もしくは必要書類を渡されるでしょうから、出勤初日に提出するのが望ましいでしょう。

もし特に指示がなくて不安な方は伝達ミスの可能性もあるので問い合わせしてみるといいでしょう。

何をしたらいいのかわからない場合は問い合わせてもいいんだね!よかった!

再就職前には必ず確認・提出忘れをなくそう

オッケーサインする女性

再就職する際にはさまざまな書類を返却・提出する必要があります。書類の数も非常に多くなってしまうので、記入漏れや提出忘れになってしまうこともあるでしょう。

  1. 必要書類を転職先に確認
  2. 書類のチェックリストを作成
  3. 不足している書類は申請する
  4. 書類の記入漏れをチェック
  5. 提出前に再確認

書類によっては準備に時間がかかってしまうものもあります。ギリギリになってからだと提出日に間に合わないこともあります。準備は早いに越したことはありませんから、指示を受けたら早急に準備に取りかかりましょう。

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まとめ

必要書類

保育士が退職・転職する際にはたくさんの書類が必要になってきます。前に勤めていた保育園から返却してもらう書類や逆に返却する書類もありますし、転職先にそのまま提出しなければいけないものもあります。

提出書類が提出日に間に合わないからといって、採用取り消しになることはまずありません。ただそれにより転職先に迷惑をかけてしまうことにもなりますし、だらしない人、信頼できない人という第一印象を持たれてしまうこともあります。

転職先の人間関係を良好にするにもスムーズに働くためにも、書類の提出は必須です。そのためにも、どのような書類が必要になるのか、書類を手に入れるにはどうしたらいいのかも事前に確認しておきましょう。

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