意外と知らない!保育士から製造業に転職するメリット・デメリット!
※当ページには広告が含まれています。
保育士を辞めて他の業種に転職したいという場合、製造業(工場)という選択肢もあります。まるっきり畑違いではありますが、保育士にはないメリットがたくさんあります。もしかしたら長年の悩みも解消できるかもしれません。
ただ製造業にもさまざまなデメリットがあり、それを知らずに転職すると保育士のままのほうが良かった、と後悔することもあるかもしれません。
ですので、まずは製造業のメリット・デメリット、保育士との違いを知っておきましょう。
保育士を続けることも考えている人は転職エージェントに相談するのがおすすめですよ!
保育士から製造業(工場)に転職しても経験を生かすのは難しい
保育士から製造業(工場)に転職するとなると、まったく職種の違う仕事に変わることになります。実際に保育士としての経験を活かす場はほとんどないと言ってもいいくらいです。そのため求人応募しても働いてきた経験をPRすることは難しいでしょう
また、仕事内容もまるで違いますから製造業への転職は不安がいっぱいでしょう。ただ、逆に言えば保育士の仕事に不安や不満があり製造業への転職を考えているわけでしょうから、その原因が製造業に転職することで解消されることは十分に考えられます。
ただし、製造業にもデメリットはあります。まずは保育士と製造業の何が違うのか、メリットやデメリットは何があるのかを考えてみましょう。その上で自分に合っていると思えば転職も悪くはありません。
自分の強みを知るのは大事ですが、リクナビNEXT「グッドポイント診断」はもう使いましたか?
えっ?まだです。それってなんですか?
リクナビNEXTの「グッドポイント診断」を使えば、「決断力」「柔軟性」など18種類の強みの中から、あなたの強みを5つ診断し、細かく丁寧に解説してくれます。
診断結果は8568通りで、「驚くほどよく当たる!」と評判がとても高いです。
- 自分では気づかなかった強みが発見できる
- 履歴書の作成&面接の自己PRにそのまま使える
- 職種(営業・技術職・公務員)問わずみんな利用する
「ところで、あなたの強みはなんですか?」
今この質問にすぐ答えられなかった方は「グッドポイント診断」を必ず利用してください。
保育士から製造業(工場)に転職する『4つのメリット』
保育士から製造業(工場)に転職することで感じられるメリットはいくつかあります。もしそのメリットが保育士をやめる理由を解消できるものであれば、きっと良い転職になるはずです。まずはそのメリットを見ていきましょう。
【メリット1】待遇(残業・有給・育休)
保育士は待遇面でいろいろと不満があると言われます。それが理由で保育士をやめる決断をした方も少なくありません。保育士のデメリットと言える待遇面は以下の通りです。
- 残業が多くサービス残業がほとんど
- 有給休暇が取れないことも多い
- 運動会やお遊戯会など土日出勤になることも
- 産休・育休制度が取れない園もある
待遇面ではかなり厳しいのが保育士の実情です。その一方で製造業(工場)だと残業はあっても、その分は給料になりますし、有給休暇もしっかり取れるところも多いです。
たいてい土日祝日は休みになりますし、お盆や正月、GWなどの長期連休もあります。
給料が上がって、休みも増えるなんてかなり魅力的だね!
さらに大きい企業になればなるほど産休・育休も取れますし、企業内保育所があるところもあるので育児との両立もできますよ。
うちの保育園とは待遇が大違いだな…。
【メリット2】給与面(月収・時給・年収アップ)
仕事として働く以上、給与面もチェックしたいところです。保育士は給与面で不満を抱く方も少なくありません。以下が保育士の給与面での実情です。
- 平均月収は14万円から23万円
- 地域によって平均年収は250万円程度になることも
- 毎日の残業はほぼサービス残業
- 保育士としての評価が良くても給与に反映されない
などがあります。ボーナスは支給されるものの月収は少なめで、20代だと平均が14万円前後です。その一方で製造業(工場)は平均月収が23万円から35万円ですから、年収で200万円以上の差がでることもあります。
そして残業があってもしっかり残業代が出るところも保育士と違う点です。働けば働くほど給与面で評価され、場合によっては給料アップも見込めます。保育士は保護者から評価を受けることもありますが、それが給与に反映することはまずありません。
製造業は頑張れば頑張るほど明確な評価として現れるので、やりがいも感じられるでしょう。給与面で不満がある保育士は、製造業への転職はおすすめです。
【メリット3】人間関係のトラブルになりにくい
どんな仕事でも人間関係のトラブルはあるものです。ただ保育士は園や同僚、保護者によっても異なりますが、比較的人間関係が面倒なことも多い仕事です。どのような人間関係があるでしょうか。
- 先輩保育士、同僚保育士との関係
- 保育補助や事務、養護教諭など保育士以外の方との関係
- 保護者との関係
- 子供同士のトラブル
- 女性が多い職場のため、グループができることも
このようにさまざまトラブルが起こる可能性があります。その一方で製造業(工場)も人間関係がないわけではありませんが、基本的に作業は一人ひとりですからそれほどトラブルになることはありません。
保育士は人間関係で嫌になってしまう人も多いです。精神的につらくなってやめた方は製造業への転職は向いているかもしれません。
【メリット4】未経験者でも問題なし
これまで保育士として働いてきた人にとって、製造業(工場)は経験したことのない仕事になります。人を相手にする仕事だったのに、物を作る仕事になるわけですから、まるっきり畑違いで不安に思う人もいるでしょう。
ですが製造業はその工場によって作るものも違ってきますから、転職した場合には大体の人がその製造業に関しては未経験者ということになります。つまり製造業は未経験者でも問題なく採用されますし、仕事もできるものです。
本当に製造業は未経験でもできるものなの?
もちろん作業内容によって難易度が違いますし、慣れは必要ですが、絶対できない、なんてことはないでしょう。
ですので、保育士からの転職でも心配はいりません。最初は勝手が違うので大変かもしれませんが徐々に気にならなくなってくるものです。
製造業(工場)に転職する『4つのデメリット』
製造業(工場)は保育士の不満を解消できる転職先の1つです。とはいっても、やはり製造業に転職するにもデメリットがあります。
場合によっては保育士のほうがよかったと感じることもあるでしょう。後悔しないために転職前にデメリットを知っておきましょう。
- 【デメリット1】女性が少ない
- 【デメリット2】業種によっては命の危険がある
- 【デメリット3】単純作業が続く
- 【デメリット4】夜勤の可能性もある
保育士から一般企業に転職する場合の注意点
保育士から一般企業に転職するという方は少なくないでしょう。それは比較的簡単に転職しやすい業種だからです。特にOLとして事務や経理、雑用などをするのであれば、特に必要な資格やスキルも必要ありません。
もちろん保育士としての経験が活かせる場面もほとんどないでしょうが、深く考えることもないでしょう。
一般企業は結果重視です。保育士と違って成果が目に見えてわかるため、職種によっては上司からくどくど言われることもあるでしょう。
一般企業といっても業種はさまざまで会社の規模や仕事内容によっても変わるので、よく会社の内情を知っておく必要はあるでしょう。
保育士から事務職より製造業がおすすめ
保育士から一般企業に転職しておこなう業務としては事務職が多いです。これは特殊な資格やスキルもそれほど求められないからでしょう。
いい方は悪いですが、慣れれば誰でもできる仕事です。ただ事務職よりも製造業のほうがおすすめかもしれません。それは事務職だとどうしても人との関わりがでてくるからです。
そして、保育士として身体を使って仕事していた方が、急にデスクに座りっぱなしになるわけですから。そしてそれほど給料も高くないのも保育士と同じです。それなら身体を使って働く製造業のほうが向いているかもしれません。
人間関係が嫌で保育士をやめた方なら、なおさら製造業のほうが人との関わりが少ないのでいいでしょう。
人間関係で辞めた人には製造業がおすすめなんだね。
そうです。そして働いただけ給料に直結するので、給与面が不満で辞めた方も文句はないはずです。
保育士から製造業(工場)する具体的な方法
保育士から転職して製造業(工場)をするためには、いくつかの方法があります。
ただまるっきり業種が違うので、知人に紹介してもらうことも少ないでしょうから、すべて自分で探すことになるでしょう。以下が製造業をする具体的な方法になります。
- ハローワークで探す
- 求人情報誌をチェックする
- 転職サイトを利用する
- 友人・知人に紹介してもらう
手っ取り早いのがコンビニ等に置いてある求人情報誌をチェックする方法ですが、条件の良い工場だと早急に連絡をしないと募集が終わってしまうこともあります。おすすめなのが転職サイトを利用する方法です。
転職サイトならたくさんの求人があるので、自分の希望する条件と合致する工場が見つかる可能性も高いです。
また保育士から製造業に転職するにはわからないことが多いでしょうから、そのアドバイスもしてくれるでしょう。
超有名転職サイトの複数利用がおすすめ
転職サイトといっても、今はたくさんのサイトがありどこを利用したらいいかわからないものです。
ただ、だからといって1つの転職サイトに絞る必要はありません。もちろん手当たり次第に利用するのはおすすめしませんが、複数の利用はしたほうがいいでしょう。
複数利用する際にはとりあえず超有名転職サイトを選んでおけば間違いありません。有名転職サイトなら多くの求人情報が載っていますから、全国どこの転職でも対応できます。
その工場を辞めたい人や、転職サイトを通じて転職した方が多いので、その工場に関しての内情もわかっていることもあります。
転職サイトではどういうことを教えてくれるの?
適切なアドバイスもしてくれるでしょうから、保育士から畑違いの製造業を目指しても安心ですよ。
失敗しない転職にしよう!理想の職場探しは転職エージェントに相談
まとめ
保育士から製造業(工場)への転職となると、全く別の職種になってしまいます。ほとんど保育士としての実績は役に立たないでしょう。ですが、製造業には保育士のデメリットとなる部分を排除できることもあります。
もちろん、まるっきり畑違いの職場になるわけですから、思ってもみなかったデメリットも出てくることもあります。ですので、しっかりと事前にリサーチしておく必要があります。そのためにも転職サイトを利用するのがいいでしょう。
転職サイトのアドバイザーは転職のプロですから、わからないことがあればいろいろと情報を提供してくれます。
何より求人数が多いので、自分の理想とする条件の工場も見つけられるかもしれません。特に有名転職サイトなら、サービスも充実しているのでおすすめです。