新設保育園のオープニングは大変?メリット・デメリット【まとめ】
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待機児童問題の解消のために、近年は積極的に保育園が新設されています。
それに伴いオープニングスタッフの求人というのも増えていますが、果たしてこのパターンで保育士として働いていくことにはどのようなメリット、デメリットがあるものなのでしょうか。
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待機児童問題解消のために新設保育園ができる
待機児童問題は専業主婦世帯が減り共働き世帯が増えたことによって端を発した問題です。
低迷し続ける経済状況において女性も家計を担う一手として社会進出を果たすことにより、共働きが増える=保育園を利用する人が増えるという図式が出来上がります。
しかしその受け皿である保育園の数が圧倒的に足りていないことがこの問題の背景になっています。
近年はこの問題を解消すべく、全国各地において積極的に新設保育園が続々と増えてきていますから、それにともないオープニングスタッフとしての保育士の求人も数がとても増えてきました。
新設保育園とそのオープニングスタッフは、待機児童問題解消の糸口ともなる非常に大きな存在となるもので、今後ますます期待を求められていくことになるでしょう。
急増している新設保育園と待機児童問題
待機児童問題は社会問題化するほど深刻な問題であり、政府も積極的に身を乗り出し、この解消に努めています。
保育園に通えていない子供が通えるように、働く保護者のサポートとなるように、都市部を中心に全国規模で問題解決と状況改善の動きが広まっているところです。
全体としては少人数保育の施設が多くを占めるので、ブランクや転職によって新しく働きやすい環境を求める人にとってはとても良い受け皿となってくれることでしょう。
新設保育園のオープニングスタッフで働く『4つのメリット』
新設保育園でオープニングスタッフとして働くメリットには、設備が充実している、人間関係が気づきやすい、やりがい、待遇やキャリアアップといったポイントがあります。
【メリット1】新しく設備が整っている
新設保育園は当然ですが、何もかもが新しく、また導入される設備というのも最新のものです。
やはり新しくきれいな職場というのはモチベーションも違ってきますから、保育士として心機一転、転職を考えるのであれば、この環境はまさにうってつけと言えるでしょう。
最新設備の快適な職場で働けるため、日々の仕事により明るく前向きに臨んでいくことができます。
【メリット2】人間関係が築きやすい
既に人間関係が出来上がっている職場への転職というのは、輪に馴染めるかなど色々なことを考えてしまいがちです。
しかし新設保育園のオープニングスタッフであれば全員がゼロから、新しい気持ちで関係を築いていくことができるので、精神的な不安を減らし、気楽に飛び込んでいくことができます。
特に新設保育園の場合は小規模のところも多いため、大人数の輪に入っていかなければならないというような心配はぐっと減ります。
【メリット3】やりがいがある
まっさらな状態で一からすべて作り上げていくことになるため、とてもやりがいをもって働くことができます。
途中から関わる職場では絶対に味わうことができないやりがいを得られます。
より意欲的に働いてみたい、同僚と力を合わせて自分たちだけの園を作り上げていきたいといった場合には良い環境となってくれるでしょう。
【メリット4】給料と待遇が良い・キャリアアップも狙える
新設保育園は既存の保育園よりも待遇が良い傾向にあり、また給料においても同じことが言えます。
これはオープニングスタッフが獲得できなければそもそも園が成り立たないため、既存の保育園よりも力を入れて保育士獲得に取り組んでいるのが一つの理由でしょう。
少しでもより良い恩恵を受けて働きたいというのであれば、オープニングスタッフの求人は優れた選択肢となってくれますから、この点についてはよく心得ておきましょう。
場合によっては数年で園長候補となることもあるので、向上心を持ってはたらくことができます。
新設保育園のオープニングスタッフで働くデメリット
新しい環境で一から園作りに取り組んでいくことができる新設保育園のオープニングスタッフですが、当然これにはデメリットもあります。
その一つとしてまず挙げられるのが、仕事の量でしょう。まっさらな状態から園作りに励んでいかなければならないため、当然新設保育園のオープニングスタッフは仕事の量も膨大なものです。
行事やクラス運営、何をどこに置くかなど、何から何まで決めていく必要があるので、その仕事量は既存の園の2倍や3倍にもなります。
時には同僚同士で意見が合わないといったこともでてくるため、柔軟な対応を求められることも出てきます。
こういった点について理解をしておかないと大変な思いをして働くことになりますから、気をつけてください。
新設保育園のオープニングスタッフに向いている人の特徴
新設保育園のオープニングスタッフは誰にでも務まるというものではありません。
一から園を作り上げていかなければいけないという大変な使命がありますから、やはりこれに向いている人でなければ、途中でリタイアといったことも出てくるでしょう。
オープニングスタッフに向いているタイプとしては、自分の意見がはっきり言える、考え方が柔軟、経験値を上げたいと思っている、体力があるといった人です。
オープニングスタッフは頑固な人には向いていない
オープニングスタッフの保育士は指示待ちではやっていけず、どんどん自分の意見を発信し、また前例を参考にすることができないため、時に意見がぶつかり合うこともあります。
そのため、そういった際に問題を起こさず対処できるよう柔軟な考えもできなくてはなりません。
頑なな人の場合、自らが辛い思いをすることはもちろん同僚にも迷惑をかけてしまうことになるため、こういった人はオープニングスタッフには向いていません。
新設保育園求人なら「保育ひろば」がおすすめ
(画像出典:保育ひろば公式サイト)
様々な条件を考えて、新設保育園のオープニングスタッフとして活躍していくことを検討するのであれば、「保育ひろば」を利用して求人を探すことをおすすめします。
新設保育園のオープニングスタッフについてもカテゴリ分けがされているため、この求人の情報のみの情報を抽出して内容をチェックしていくこともできます。
やはりより多くの選択肢の中から希望の条件に合うものをじっくりと探していくことは大切ですから、そういった点において保育ひろばは非常に頼りになる存在となってくれるでしょう。
またこの求人サイトは地域専属のコンサルタントが付いているため、希望の条件に合う求人を紹介してもらえるといったメリットもあります。
新設保育園の求人を見つけやすい時期は秋ごろ
より良い選択肢の中から自らの求める条件に適した求人を探していくためには、やはりいつこの情報をチェックするかということがとても大切になってきます。
新設保育園は当然4月からの開園するものですが、4月から園をスタートさせるためには当然3月には準備に取りかかっていることになります。
こういったことを踏まえると、新設保育園のオープニングスタッフ求人というのは秋頃に出されることが多いようです。
新設保育園の求人の『2つの注意点』
新設保育園のオープニングスタッフ求人を探す際には、給与や勤務時期についてよく確認するようにしましょう。
待遇や勤務開始時期を見誤ると思っていたスケジュールと合わず大変な労働量に追われてしまったり、労働に見合わない薄給で働かなければならないといったようなことが出てきます。
この点で失敗すると止めるきっかけともなってくるため、注意が必要です。
【注意点1】給料に関する情報
給料に関しては、新設保育園のオープニングスタッフは既存の園よりも高いことが一般的です。
保育士が集まらなければ園の準備もできませんしスタートも切れませんから、そういった事情で平均的な額よりも高く設定されていることが多いです。
新設保育園においては既存の保育園と違い入園者数で苦労をすることが多くなっています。
特に5、6歳時クラスがゼロといったようなケースもありますから、このような賞与の条件の問題については必ずチェックしておきましょう。
【注意点2】勤務開始時期
新設保育園のオープニングスタッフは、4月から勤務開始というようなことはまずありえません。なぜかというと園のスタートを切るために様々な準備が必要になるからです。
全ての保育士で一から園を作り上げていくわけですから、勤務時期は基本的に3月スタートと考えておいた方が良いでしょう。
特にブランクではなく前の職場からの乗り替えで転職をするといった場合には、年度の切り替えからズレたスタートを切ることになるため、タイミングをよく考えていく必要があるでしょう。
順を追って転職できるよう努めていくことがたいせつです。
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まとめ
待機児童問題解消のために続々と数が増えている新設保育園は、保育士の転職のとても良い選択肢となってくれるでしょう。一からすべて作り上げていかなければならないため、仕事の量などは確かに多くなります。
しかし、そのぶん自分たちで作った保育園だという愛着を持つことができ、既存の保育園よりもやりがいを感じて働いていくことができます。
ただそのためにはやはりやる気や柔軟性など、オープニングスタッフへの適正も求められることになりますので、この点に自身が当てはまるかどうかはよく考えるようにしなければなりません。
また求人の探し方によってもより良い環境や条件で働くことができるかに違いが出てきます。保育士の求人サイトは専属コンサルタントがついているところも多いので、こういったものを上手く活用することも忘れないようにしましょう。