「保育士から接客業への転職はおすすめ」3つのメリットと注意点!
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保育士は仕事量の割には給料が低いと言われています。そのためもっと良い待遇を求めて、転職を希望する人も少なくありません。
他の保育園や幼稚園などに転職する人もいますが、思い切って異業種へと転職するケースも少なくありません。ただし異業種といっても、何ら関係のない職種への転職は難しいです。
そこで保育士として働くことで培った経験が活かせる、業種というのがあるのです。その1つが接客業となります。ここでは保育士から接客業に転職するメリットを詳しく見ていきましょう。
人と接するのが得意な保育士は接客業への転職がおすすめ
保育士を目指す理由は様々です。その中でも人と接するのが好きだからという理由で保育士になった場合は、接客業に転職するのがオススメです。接客業は幅広く、以下のような職種があります。
- 小売店での販売員
- ホテルスタッフ
- アパレルショップスタッフ
- 飲食店
などのようなケースです。積極的にお客さんとコミュニケーションをとる必要がある職種なので、保育士で培ってきた能力が活かせます。ちなみにコミュニケーション能力以外では以下のようなものが必要です。
- 立ち居振る舞い
- 気配り
- 笑顔
といったものです。いずれも保育士として必要なものなので、接客業が向いていると言えるのです。
接客経験・スキルが活かせる転職先はたくさんある
保育士として培ってきた人と接する能力や、スキルが活かせる転職先は実はたくさんあるのです。先程接客業の中でも代表的なものを幾つか紹介しました。それ以外にも幾つも転職先はあります。
- 営業事務
- 一般的な事務
- 秘書
といったケースです。事務職でコミュニケーション能力が必要なのと思われますが、気配りや目配りが重要です。さらに多くの人と関わる部署だけにコミュニケーション能力は必須だと言えます。
- デザイナー
- プログラマー
- ライター
などのような専門職でも、ミュニケーション能力は活かせます。
保育士が接客業に転職する『3つのメリット』
次に保育士が接客業に転職する時の3つのメリットを検証してみます。
以上のようなメリットが考えられます。
【メリット1】給料が増える可能性
最近では保育士の給料も上がってきています。ですが保育士として行う仕事量に見合ったものではない、という意見が主流を占めているのです。そのため待遇改善を求めて、保育士からの転職を希望する人も少なくありません。
他の職種に転職することのメリットの1つは、給料が増える可能性が高い点をあげておきます。どの職種に就くのか、関連する資格を取得しているのか、などによって待遇面では大きな違いが出るでしょう。
そのため給料が増える可能性が高いと言えるのです。特に大きな企業に入社できるとなると、待遇面はかなり改善されます。
【メリット2】休みが増える
保育士の仕事は基本的にシフト制となっています。休日としては日曜日あたりになることが多いでしょう。そのため休みが少ないと感じる人も少なくありません。
ですが一般的な企業の場合は、逆に休みを取るようにしています。
- 土日祝日の休みが多い
- プレミアムフライデーなどの導入による労働時間の短縮
- 働き方改革による残業の減少
などのような社会的な流れというものもあり、休日という一点のみをとっても一般企業の方が保育士よりも多いと言っても過言ではありません。
保育園は有給休暇や育児休暇などが比較的に整っている業界ではあります。ですが企業によっては、さらに制度が整っているケースも少なくありません。こうした点もメリットの1つになります。
【メリット3】人間関係が改善される
保育士の職場は9割を女性が占めると言われます。職場の多くが女性である場合、人間関係を構築するのがとても難しくなるのです。事実保育士の退職理由として、人間関係があげられるケースも珍しくありません。
人間関係はどこの職場にいっても付き物です。ですが女性ばかりの職場よりは、男性との比率が半々程度の方がまだ楽だと言えるでしょう。
退職することで、一度人間関係がリセットされるのもメリットになります。上手くやっていける人であればいいのですが、そうでない場合は人間関係が楽な仕事に転職する意味は十分あるでしょう。
人間関係が楽な仕事って例えばなにかある?
特にライターなどのような専門職だと、人間関係の構築が格段に楽になります。ただ職場の雰囲気などもあるので、転職前にチェックしておくといいです。
保育士が接客業に転職する上での『3つの注意点』
最後に保育士が接客業に転職する上での、3つの注意点を考えておきます。転職を成功させるには、この注意点を守る必要があるでしょう。
これらのポイントを確認していきます。
【注意点1】自己PR
保育士から接客業に転職する時には自己PRが重要になります。異業種に転職するのですから、当然ですが未経験からのものになるでしょう。そこで保育士として培ってきた経験が、いかに転職先に役立つのかをアピールするのです。
- 転職に対する意欲
- 自分を採用したことで得られるメリット
この2点を重視してください。そして重要なのは転職する企業のウェブサイトを確認して、経営方針を良く知ることです。その上で経営方針に沿って。求めている人材であるとアピールするのが重要になるでしょう。
さらに保育士として得た経験やスキル、それがどのように役立つのかをアピールできれば最高です。つまり自分でシミュレーションをして、どのように答えるべきかを良く検討してください。
【注意点2】志望動機
保育士から接客業に転職する時に、重視されるのが志望動機です。人事担当者は志望動機を必ず確認しています。ではどのような点を重視すべきでしょうか。
- 転職先の企業で貢献できるのをイメージさせる
- 保育士として得た経験がどのように役立つかを考える
- なぜその企業を選んだのか明確にする
以上のことを、自己PRと関連づけて説明できるようにしてください。例えば事務職に転職したいとしましょう。この時に保育士も書類作成を行うことが多い、アピールするようにしてください。
【注意点3】退職理由
保育士から接客業に転職する時には、退職理由も工夫をしておくべきです。先程もお伝えしましたが、基本的にネガティブな理由はNGとなります。そうした理由は、自分が逃げてきたという印象を与えてしまうためです。
ですので退職理由はポジティブなものを考えてください。保育士としての業務を経験していく中で、こうした気付きがあったので退職をしたというようにしておくといいでしょう。
中途採用の場合はどうしても即戦力として見られます。スキルや経験を問われるために、転職をするためには退職理由も考慮すべきなのです。その上で志望動機や自己PRと絡められるようにしておくといいでしょう。
まとめ
保育士から接客業に転職するメリットについての解説でした。保育士になる理由はそれぞれですが、やはり人と接するのが好きという人は多いです。そうした人は転職先に接客業を考えてみるといいでしょう。
メリットとしては給与や福利厚生などの待遇が改善される可能性が高く、休日も多いというものが代表的です。
また保育士として培ってきた経験をスキル活かせる職種は多いので、焦らず自分にあった仕事を探すのがオススメです。