【保育士→医療事務】転職するメリット&成功への3つのポイント!
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近年、さまざまな事情で保育士から医療事務に転職する人が増えています。保育園で働くことは子供たちの世話だけではなく、職場での人間関係、保護者との人間関係で悩む人が多いのです。
保育士という仕事事態にやりがいがあっても、その他の理由で転職を余儀なくされる人もいます。ハードな仕事内容、職場によっては薄給で生活が成り立たないという人もいるのです。
そういった人たちに人気の職業なのが「医療事務」であり、全員とは言いませんが保育士から医療事務へ転職した人、現在検討している人は決して少なくないのです。
保育士から医療事務への転職はどう?医療事務の主な仕事内容は?
保育士から医療事務に転職した場合、待遇の良さなどで高く評価する人は多いです。医療事務と聞くと、業務内容が難しいと感じる人もいますが、どちらかと言えば分かりやすく保育士より楽な職業だと答える人もいるほどです。
保育士辞退、肉体労働なので体力がついていかなくなることもあります。しかし、医療事務の場合はデスクワークがメインなので身体を酷使しなければいけないわけではないのです。
医療事務の仕事内容と言えば、病院の受付や窓口で患者の対応、会計業務などがメインです。
《比較表》保育士と医療事務の待遇面
保育士 | 医療事務 | |
---|---|---|
給料 | 188,800円~ | 185,745円~ |
賞与 | 369,100円~ | 319.000円~ |
勤務時間 | 午前7時半頃から20時頃 | 午前8時半頃から18時 |
転職をする際に気になるものが、やはり待遇です。保育士と言っても職場によって待遇の違いはありますが、結論から言うと医療事務の方が負担は遙かに低いと考えていいでしょう。
- 給料
- 賞与
- 勤務時間
これらが保育士と医療事務で大きく変わってくるところです。給料に関しては20万円ほどから18万円ほどに減ってしまうのが一般的です。賞与についても15万円から5万円前後になりところがほとんどです。
ただ勤務時間について保育士は午前7時半頃から20時頃までが一般的です。しかし医療事務の場合は午前8時半頃から18時までがほとんどです。若干の残業もあるがそれでも保育士の残業が月に50時間であるのに対して、医療事務は月に10時間ほどです。
残業の少なさから保育士と比較して働きやすいと考える人が多いようです。必ず10時間以内で終わるわけではないのですが、保育士ほどの残業の多さにはならないと考えていていいでしょう。
保育士から事務職へ転職するメリット・デメリット
保育士から事務職に転職するにはさまざまなメリットとデメリットがあります。人によってメリットとデメリットの大きさが異なってくるので、転職前にしっかりチェックをしておきましょう。
保育士から事務職へ転職するメリット
保育士から事務職に転職するメリットとして、保育士時代に培ったスキルを活かせる面があります。保育士と言っても子供の相手をするだけが仕事ではなくさまざまな事務職もしなければいけないのです。
保育士をしていてパソコンを使ったことがないという人はいないはずです。最大のメリットは接客スキルを活かせることでしょう。保育士としてさまざまな保護者や先輩たちと接してきたスキルは事務職に活かすこともできます。
保育士としてのスキルって何?
事務職として求められるものの中に「接客の良さ」があるからです。保育士はさまざまな保護者と接する機会があるため、転職後に接客の良さを褒められることが多いのも特徴のひとつでしょう。
保育士から事務職へ転職するデメリット
保育士から事務職に転職するデメリットは正社員率の少なさと子供と触れ合えないことでしょう。特に保育士を目指す人のほとんどが「子供好き」だからではないでしょうか。
そういった人たちにとって子供と接することができない職場はつらいものがあると思われます。そして、正社員になりたい人にとっても事務職への転職はデメリットがあるのです。
すべての会社とは言いませんが、事務職は派遣社員を雇っているところが多くあります。つまり、正社員で事務職を雇おうという会社や病院などは少ないのです。
保育士から医療事務職への転職を成功させる『3つのポイント』
転職するからには必ず成功させないと生活に関わってきます。こちらでは、保育士から医療事務への転職を成功させるポイントについて見ていきましょう。
【ポイント1】仕事内容を事前に理解しておく
先述したように、医療事務と言っても病院やクリニックによって仕事内容が変わってきます。受付対応や会計業務をメインにするところもあれば、レセプト業務やその他の管理業務をメインにするところもあるからです。
医療事務を募集しているからと言って、すぐに応募をするのではなく「どんな仕事内容なのか」という部分を事前に把握しておくようにしましょう。
【ポイント2】資格を取れるなら取得する
医療事務は医療行為こそできませんが、最低限の医療に関する知識は必要です。資格がないと医療事務になれないわけではありません。しかし、資格を取得していた方が有利になることは一目瞭然です。
資格取得をしていると、医療事務への意気込みなどをアピールすることもできるのです。無資格であっても面接時などに資格取得を検討していることを伝えれば印象も変わるかもしれません。
保育士から医療事務への転職を検討し始めた頃から、どんな資格があるのか転職前に取得することができるのかなどをチェックしておくといいでしょう。
【ポイント3】勤務形態を確認する
医療事務は基本的に病院の診療時間に合わせたものとなっています。そのため、午前中の診療時間、午後の診療時間、土日の診療時間などで勤務形態も変わってくるのです。ライフスタイルに合わせた働き方をしたい人は勤務形態を確認しておきましょう。
病院の種類によっても勤務時間の変動などがあります。例えば、人工透析をする病院などの場合は24時間体制のところもあるのです。
人工透析も患者のライフスタイルに合わせるようになっているため、夜間透析やオーバーナイト透析などさまざまなやり方があります。人工透析を夜間も受けつけている病院の場合は、医療事務の勤務形態も変わってくるのだと覚えておきましょう。
まとめ
保育士はやりがいのある仕事ではありますが、人間関係や職場の待遇などで転職を考える人も少なくありません。医療事務は保育士と比較すると楽な仕事と考える人も多いようです。
ただ、もちろん覚えなければいけないこともあるので簡単にできる仕事ではありません。事務職とはいっても、医療現場に携わる仕事であることを覚えておきましょう。