【保育士が選ぶ】年齢別!保育園の手遊びおすすめ15曲≪歌詞&動画あり≫
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保育園では保育士がさまざまな手遊びをしています。子供たちが楽しそうにやっている姿を見たことがあるのではないでしょうか。手遊びには子供を惹きつける魅力があり、それだけでなく子供の成長にかかせないものです。
ここでは実際の保育士が選ぶ、保育園の手遊びでおすすめしたい曲を15曲厳選しています。振り付けは若干異なる場合もありますが、まずはチェックしてみてください。また、その手遊びにどんな目的があるのかも知っておくといいでしょう。
年齢別!保育園の子供に人気の手遊びおすすめ15曲≪歌詞&動画あり≫
保育園では0歳児から5歳児まで幅広い年齢の子供を保育することになります。そのため、その年代に合わせた遊びが必要になってきます。
いろいろな遊びがありますが、ここでは特に人気の手遊びを年齢別に15曲紹介していくので覚えておきましょう。
- 【0歳児・1歳児向け手遊び】どんぐりころころ
- 【0歳児・1歳児向け手遊び】グーチョキパーでなにつくろう
- 【0歳児・1歳児向け手遊び】かたつむり
- 【0歳児・1歳児向け手遊び】赤い鳥小鳥
- 【0歳児・1歳児向け手遊び】ずっとあいこ
- 【2歳児・3歳児向け手遊び】もし亀体操
- 【2歳児・3歳児向け手遊び】ごんべさんの赤ちゃん
- 【2歳児・3歳児向け手遊び】はじまるよ
- 【2歳児・3歳児向け手遊び】パンダうさぎコアラ
- 【2歳児・3歳児向け手遊び】おおきくなったらなんになる
- 【4歳児・5歳児向け手遊び】アルプス一万尺
- 【4歳児・5歳児向け手遊び】茶摘み
- 【4歳児・5歳児向け手遊び】たこ焼き
- 【4歳児・5歳児向け手遊び】おべんとうばこのうた
- 【4歳児・5歳児向け手遊び】とんとんとんとんひげじいさん
【0歳児・1歳児向け手遊び】どんぐりころころ
どんぐりころころは保育士に限らず誰でも知っている童謡でしょう。これも簡単な手遊び、身体遊びになり、しかもコミュニケーションの基本を身に付ける遊びにもなります。
- どんぐりころころどんぶりこ、おいけにはまって さあたいへん→ゴロゴロと左右に寝返りします
- どじょうがでてきて こんにちは→おすわりさせて、ペコリとあいさつをします
- ぼっちゃん いっしょにあそびましょう→手をたたいたり、保育士やほかの園児とハイタッチします。
【0歳児・1歳児向け手遊び】グーチョキパーでなにつくろう
グーチョキパーでなにつくろうは、じゃんけんのグーとチョキとパーを使った手遊びで、コミュニケーション能力促進やや知育効果にもなります。
グーチョキパーで、グーチョキパーで→歌詞にあわせてグー、チョキ、パーにします
なにつくろう、なにつくろう→右手と左手を交互にあごにあて、考えるポーズをします
- ※右手はグーで、左手はチョキで→歌詞に合わせて手をグーチョキパーにします。
- ※かたつむり~、かたつむり~→歌詞に合わせてその形をつくります。
※の部分をいろいろアレンジできるので想像力を高めることにもつながります。
【0歳児・1歳児向け手遊び】かたつむり
かたつむりもおそらく保育士以外の人も知っている童謡でしょう。それに合わせて手遊びします。
- でんでんむしむしかたつむり→お腹をなでまわします
- おまえのあたまはどこにある→手を頭に移動させます
- つのだせ→右手の人差し指を突き出します
- やりだせ→左手の人差し指を突き出します
- あたまだせ→手と一緒にリズムに合わせて頭を横に振ります
0歳児・1歳児でも比較的簡単にでき、発達で非常に重要な指差しができるようになります。
【0歳児・1歳児向け手遊び】赤い鳥小鳥
赤い鳥小鳥は最近はあまり歌われなくなりましたが、手遊びとしては非常に重要な遊びとして使われます。
- あかいとりことり、なぜなぜあかい→自分の赤い唇を指さして首を左右に振ります
- あかいみをたべた→周囲にある赤いものをつまむまねをします
- しろいとりことり、なぜなぜしろい→自分を白い歯を指さして首を左右に振ります
- しろいみをたべた→周囲にある白いものをつまむまねをします
歌詞は3番の青い鳥で終わりですが、他の色でもアレンジしてできます。これにより色の概念を身に付けることができます。
【0歳児・1歳児向け手遊び】ずっとあいこ
ずっとあいこは、手遊びをしながらじゃんけんのルールも教えられます。
- かにさんと→右手をチョキにします
- かにさんが→左手をチョキにします
- じゃんけんしたら→両手をチョキにしたままリズムを取ります
- チョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキチョキ→両手を向かい合わせてじゃんけんのポーズをします
- ずっとあいこ→手をくるっとまわして広げます
その後、基本形はグーがくまさん、パーがアヒルさんでやっていきますが、他の動物を考えてやるのも想像力を高められます。
【2歳児・3歳児向け手遊び】もし亀体操
誰もが知っている童謡、ウサギとカメの歌に合わせてグー・チョキ・パーの手遊びをします。最初は右手をグーにして胸に当て、左手をパーにして前に突き出します。
これを歌を歌いながら今度は右手をパーにして前に突き出し、左手をグーにして胸に当てます。これを繰り返すだけです。慣れてきたら、今度は胸に当てる方をパーに、突き出す方をグーにします。
その他チョキも交えたり、スピードをアップすることでいろいろなアレンジをしていけます
【2歳児・3歳児向け手遊び】ごんべさんの赤ちゃん
- ごんべさんの→顔の前で丸を描きひもを締めるような仕草、ほおかぶりをするようなイメージです
- あかちゃんが→あかちゃんを抱っこする仕草をします
- かぜひいた→くしゃみをする仕草で口と鼻をふさぎます※3回繰り返す
- そこであわてて→手をたたきます
- しっぷした→体のいろいろな部分にシップをペタペタ貼るような仕草をします。
しっぷを貼る場所を変えたり、友だちや保育士に貼る仕草をすれば盛り上がります。これにより遊びながら風邪のエチケットについて学べます。
【2歳児・3歳児向け手遊び】はじまるよ
この手遊びは活動を始める時などに、子供をまとまるために活用できます。
- はじまるよ、はじまるよ、はじまるよったら、はじまるよ→目の前でリズムに合わせて左右で手をたたきます
- いちといちで→左手と右手を1にします
- ニンジャだよ ドロン→人差し指を合わせてニンジャのポーズをします
- にとにで→左手と右手を2にします
- カニさんだよ ちょきーん→カニのポーズをします
- さんとさんで→左手と右手を3にします
- ねこのひげ にゃおーん→3の手を頬に当てネコのポーズをします
- よんとよんで→左手と右手を4にします
- たこのあし ひゅー→4の手を下に向けてタコのポーズをします
- ごとごで→左手と右手を5にします
- とりさんだよ ぱたぱたぱた→鳥が羽ばたくポーズをします
【2歳児・3歳児向け手遊び】パンダうさぎコアラ
パンダとうさぎとコアラのポーズで脳の活性化につながります。
- おいで おいで おいで おいで→両手でおいでおいでのポーズをします
- パンダ→人差し指と親指で輪を作り、目に持っていきパンダのポーズをします
- うさぎ→手を開いて頭にのせ、うさぎのポーズをします
- コアラ→お腹の前で円を作り、コアラのポーズをします
パンダ、うさぎ、コアラの歌詞のところでそれぞれのポーズをしていきます。スピードアップをしたり、他のポーズでアレンジもできます。
【2歳児・3歳児向け手遊び】おおきくなったらなんになる
数字の種類と、職業をイメージさせる手遊びです。
- おおきくなったら、なんになろう→リズムに合わせて手拍子
- 1のゆびで、なんになろう→手で1を表現します。そのあと数字に合わせてそれぞれ手で表現します
- チクチクちゅうしゃの おいしゃさん→1.注射をするポーズ
- チョキチョキかみきる とこやさん→2.チョキで髪を切るポーズ
- クリームまぜるよ ケーキやさん→3.泡だて器で混ぜるポーズ
- みんなをまもるよ おまわりさん→4.けいれいのポーズ
- どすこいどすこい おすもうさん→5.突っ張りのポーズ
【4歳児・5歳児向け手遊び】アルプス一万尺
アルプス一万尺は、2人1組でやる手遊びです。手遊びとしては非常に複雑な遊びになります。これにより、友だちと遊ぶ楽しさを覚えられます。
- 二人向かい合って、ア→自分の胸の前で1回拍手
- ル→右手を前に出し、相手がつきだした手とタッチします
- プ→アと同じ
- ス→ルの反対
- いち→アと同じ
- まん→両手を前に出し、相手とタッチします
- じゃ→自分の胸の前で両手をからめます
- く→手を裏返して前に突き出して相手とタッチします
- こや→胸の前で2回拍手
- り→左手の肘から上を立て、左肘に右手を添えます
- の→りの反対
- う→両手を腰に当てる
- えで→左手を前に出し、右手を左腕に添える
- 以降、繰り返し
【4歳児・5歳児向け手遊び】茶摘み
昔からある童謡を使った2人でやる手遊びです。これにより友達と遊ぶ楽しさを知ります。地域によっていろいろやり方は異なりますが、簡単なものを紹介します。
- 二人向かい合って、な→自分の胸の前で1回拍手
- つ→右手を前に出し、相手がつきだした手とタッチします
- も→アと同じ
- ち→ルの反対
- 以上の繰り返し
- 一生説が終わるところ、はちやの後→ポンポンというリズムで相手を両手を合わせます
- 以上の繰り返し
スピードアップさせることで難易度が高くなります。
【4歳児・5歳児向け手遊び】たこ焼き
たこ焼きは、料理の仕方などを手遊びを使って楽しみます。
- たこきって→左手をまな板、右手を包丁にして切るポーズ
- ねぎきって→上記の逆
- たまごを割って→胸の前で丸を作り、卵を割るポーズ
- まぜたら→左手でボール、右手で混ぜるポーズ
- まるまった、たこやき→胸の前で丸を作ります
- ソースをぬって→右手を刷毛のようにし塗るポーズ
- たべよう→両手を口に運びます
- あ、あつい→アツアツのポーズ
- い、いーにおい→においをかぐポーズ
- う、うまい→頬に手を当て、うまいポーズ
- え、えらい→腕組みする
- お、おかわり→両手を前に出して
【4歳児・5歳児向け手遊び】おべんとうばこのうた
食材の種類と料理作りを手遊びを使って学びます。
- これくらいの→人差し指で四角を描きます
- おべんとうばこに→同上
- おにぎり、おにぎり、ちょいとつめて→おにぎりを握るポーズ
- きざみしょうがに→左手をまな板、右手を包丁にして切るポーズ
- ごましおふって→両手をグーパーさせて振るポーズ
- にんじんさん→左手を2、さんで右手を3
- さくらんぼさん→左手を3、さんで右手を3
- しいたけさん→左手を4、さんで右手を3
- ごぼうさん→左手を5、さんで右手を3
- あなのあいたれんこんさん→人差し指と親指を食つけて丸のポーズ
- すじのとおった→左手を前に出し、右手で左手の指さきから肩までなぞる
- ふき→右手の平を上に向け、息を吹きかける
【4歳児・5歳児向け手遊び】とんとんとんとんひげじいさん
- とんとんとんとん→両手をグーにして叩きます
- ひげじいさん→グーにした両手をあごに並べます
- こぶじいさん→グーにした両手をほっぺにおきます
- てんぐさん→グーにした両手を鼻に並べます
- めがねさん→人差し指と親指で丸をつくり目に当てます
- 手をうえに→手を開いて上にあげます
- きらきらきらきら→上にあげた手をひらひらさせて下げていく
- 手はおひざ→ひざに手を置きます
そのあとスピードを上げたり、アクションを入れたりしてアレンジできます。
子供をひきつける手遊びをする理由
手遊びをすると遊んでいた子供たちも、手遊びにひきつけられて楽しく遊び始めます。手遊びは子供を楽しませる目的だけでなく、いろいろな理由が含まれています。
- 体を動かすので運動能力がアップする
- 先生の真似をする力を身に付けられる
- 歌を歌うことで言葉の発達が促進される
- 友達や保育士と一緒に遊ぶことの楽しさを覚える
- 集中力がアップする
- 歌に登場してくる四季や食べ物、動物を知る
- いろいろなバリエーションを考える想像力を養える
まとめ
このように、ちょっとした遊びにもなる手遊びは、子供の成長に非常に需要な役割を担っています。そのため、保育士としてはここで紹介した手遊びは最低限覚えておくといいでしょう。
振り付けは地域や保育園によっても若干異なりますが、基本形だけ覚えておいてバリエーションを増やしていくのもいいでしょう。
これを覚えておくだけで、子供たちを惹きつけられる人気の保育士になれるはずです。できることなら、もっともっと手遊びを覚えておくとさらにいいでしょう。