【保育士→一般企業】転職するメリット・デメリット&おすすめ転職先
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保育士の仕事から一般企業から転職する人も少なくありません。理由はそれぞれでしょうが、一般的には仕事の量と給料が見合わないという理由が多いです。
そこで保育士から一般企業に転職するメリットと、デメリットについて考えてみます。またどのような転職先がおすすめなのかも調べてみました。
保育士の仕事は潰しが効かないように思われがちですが、そうではありません。意外と一般企業に転職しても上手くいくものです。
保育士から一般企業への転職は十分可能
そもそも保育士から一般企業への転職は、十分に可能なのでしょうか。端的にお伝えすると転職は可能です。昨今の社会的な経済状況から、保育士から異業種には転職が難しいというイメージを持つ人も少なくありません。
勿論転職をする年齢などにもよるのですが、年齢が若ければ他の業界へと飛び込むのも難しくないのです。ただ保育士資格に頼らないという覚悟は、しっかりと持っておいた方がいいでしょう。活かせるケースもありますが、そうではない場合も多いからです。
ただ異業種といっても必要なスキルがあるケースも多いです。例えば今後も伸びていくことが予想されるIT業界だと、パソコンやプログラムに関する知識やスキルが必要でしょう。
スキルや知識はあったほうがいいんだね!
求められるスキルについて理解し、それを取得することも転職を成功させるポイントです。
保育士から一般企業へ転職するメリット・デメリット
では保育士から一般企業へと、転職するメリットとデメリットを考えてみます。新しい道に進む時には、良い面と悪い面の両方があって当然です。ただ条件を比較してみてどちらが勝るのかを、しっかりと検討することが重要でしょう。
保育士から一般企業へ転職するメリット・デメリット | |
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メリット | デメリット |
キャリアップの形成がしやすい | 子供に接する機会が減る |
収入のアップや福利厚生に期待できる | 新しい知識やスキルを覚える必要がある |
仕事上のストレスを軽減できる | 保育士業界とは異なる部分になれる必要がある |
– | 年齢が高くなると転職は難しい |
保育士から一般企業へ転職する”メリット”
では保育士から一般企業に転職する時のメリットから考えてみます。
- キャリアップの形成がしやすい
- 収入のアップや福利厚生に期待できる
- 仕事上のストレスを軽減できる
といったものがあるでしょう。基本的に保育士の仕事は規模がさほど大きくありません。ですのでキャリアップをしたいと考えても、上の席が詰まっていてどうにもできないケースが多いのです。そのため給料も伸びていきません。
ですが一般企業であればキャリアップもしやすいですし、収入のアップや福利厚生にも期待が持てるでしょう。また保育士の仕事はお子さんの世話だけではなく、親御さんとの関係でストレスも少なくありません。
転職する職場次第な部分もありますが、ストレスも軽減されるはずです。
保育士から一般企業へ転職する”デメリット”
反対に保育士から一般企業に転職するデメリットも考えてみます。
- 子供に接する機会が減る
- 新しい知識やスキルを覚える必要がある
- 保育士業界とは異なる部分になれる必要がある
- 年齢が高くなると転職は難しい
保育士の仕事をするのは子供が好きだからという人が多いです。そのため一般企業に転職すると、子供と接する機会が一気に減ってしまいます。転職先にもよりますが、この点は大きなデメリットになるでしょう。
また異業種に転職する場合は、そのための知識やスキルが必要です。中にはまったく馴染みがないものを学ばないといけないでしょう。これには柔軟な思考や相応の努力が必要になります。
また保育業界は特殊なので一般企業と異なる点も少なくありません。そのため最初は戸惑うことも多いはずです。最後に転職をするための年齢についても考慮に入れておく方がいいでしょう。
《おすすめ転職先》保育士の経験が活かせる一般企業への転職
保育士から一般企業への転職といっても様々です。保育士としての経験がまったく活かせない職場もあれば、そうでない職場もあります。ここでは保育士の経験が活かせる、おすすめの職場について考えてみましょう。
【1】子供服関連の会社
保育士の資格や経験を十分に活かせるのが子供服関連の会社でしょう。例えば子供服を企画製造販売するアパレルブランドなどであれば、お店にくるのは小さなお子さんとその親御さんです。
こうしたお客さんの対応をする時に、保育士として培ってきた経験を存分に活かせるのではないでしょうか。洋服選びのアドバイスは当然ですが、お子さんの成長に合わせたアドバイスなどもできるはずです。
他にも以下のようなことが考えられます。
- 子供と接するチャンスがある
- 親御さんともコミュニケーションがとれる
- 意外と力仕事も多いので、保育士として培った体力を活かせる
- 子供の生育面からのアドバイスは社内でも重宝される
以上です。
【2】子供写真のスタジオ
最近になって需要が高まっているのが、子供写真のスタジオです。近年では少子化の影響からか、お子さんにお金をかけるようになっています。その1つが専門家による写真の撮影です。
求人案件を確認すると、子供と接することが好きな人という条件がよく見られます。それくらい子供写真のスタジオは、子供の扱いになれたスタッフを必要としているのです。
- 写真撮影が苦手な子供の相手ができる
- 親とのコミュニケーションスキルが必須
というような能力が要求されます。そのため保育士として働いてきた経験や、スキルを十分に活かせる職場だと言えるでしょう。
【3】育児用品などの会社
最後におすすめしたいのは、育児用品などの会社です。
- 幼児用のおもちゃ
- おむつ
- 食器
- 日用品
などのように多岐にわたります。これらの会社では子供向けの商品を生み出すことが、社の利益にかなうといってもいいでしょう。子供と触れる機会は減るかもしれませんが、子供に関わっていくことはできます。
特に保育士としてこんなものがあれば便利だったのに、また既存の商品であってもこうした方がいいのではという意見を出すことができます。これは保育士としての経験があるからこそでしょう。
保育士が一般企業に転職するなら”経験を活かせる仕事がおすすめ”
保育士が一般企業に転職する場合には、大きく分けて2つの道があります。
- 保育士の経験が活かせる仕事
- 保育士の経験が活かせない仕事
この2つなのですが、おすすめしたいのは経験が活かせる仕事です。確かに先述したように保育士資格にこだわっていては、良い転職はできません。ですが保育士経験を活かせるかどうかは重要なポイントです。
- 販売業や接客業
- 事務
- 営業
などの仕事は保育士としての経験を活かしやすいでしょう。特に子供とかかわる会社だと、保育士としての経験は好意的に見てもらえます。当然新しいスキルが必要なりますが、自信を持てる経験があることは重要です。
ただ自分ではどんな仕事が向いているのか分からないといった時は、転職サイトを上手に利用するといいでしょう。転職サイトは登録者を担当してくれるアドバイザーがつきますので、何かと不安なことを相談できます。
まとめ
保育士から一般企業へと転職する時のメリットとデメリットについてでした。保育士の仕事に不満を持つ人も多いので、最近では一般企業に転職する人も少なくありません。メリットとデメリットは以下の通りです。
- 収入アップやキャリアアップがしやすい
- ストレスが軽減できる
- 子供と接する機会が減る
- 年齢次第で転職が難しくなる
といった形です。年齢条件がついてくるので転職するか迷っているのなら、できるだけ早い内に決断した方がいいでしょう。