「保育士で子どもが嫌いは致命的?」そんな悩みを解消する6つの方法
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子供と直接関わる保育士という仕事は魅力が詰まった仕事ではあるものの、大変な面も実に多く保育士はいろんな悩みを抱えています。保育士の悩みは多岐に渡りますが、そんな中でも子供が嫌いと感じてしまう人も案外多いです。
保育士なのに子供が嫌いでは務まらないのではと考えすぎて、思い詰めてしまう前に悩み解消の方法を実践してみましょう。日々の仕事に少しでも前向きに挑むために、おすすめの6つの解消法を紹介していきます。
子どもが「うざい、可愛くない」と嫌いになる保育士が実は多い
保育士という職に従事していると、当然のように子供が好きと周囲から思われるでしょうが、保育士であっても子供嫌いな人は少なからずいます。というよりも、保育士になってしまったがゆえに嫌いになってしまうのが本当のところです。
毎日子供の相手をするのは楽しいことだけではなく、大変なことや理不尽なことも多くそれゆえに可愛いと思えなくなってしまうケースは多いです。
保育士も人間ですから、子供が可愛くないという感情を抱くのも自然なことかもしれません。
保育士なのに子ども嫌い…そんなときの『6つの解消方法』
子供を素直に可愛いと思えないのに毎日お世話しなければならないのは、非常に辛いことです。元は子供が好きで保育士を選んだのでしょうから、もう一度子供が好きになれるようにこちらの6つの解消方法を試してみましょう。
【解消法1】子どもの存在&特定の子に対してイライラした際の対処法
子供が嫌いになってしまうパターンとして次の2つに分類することができ、どちらのパターンなのかによって対処法は少し変わってきます。まずは自分がイライラしている原因はどちらにあるのかを見極めることが大切です。
- 特定の子ではなく、子供という存在自体が嫌になる
- 誰か特定の子に対して苦手な意識がある
特定の子ではなく全ての子供に対してイライラしてしまうのは、子供たちと深く接したことにより子供の良い部分だけではなく嫌な部分も知ったためです。まずはきちんと向き合ってきた自分を褒め、子供に対する見方を少し変えてみましょう。
特定の子供に対して苦手意識があるんだけどどうしたらいいかな?
そんなもの気にせず働けばいいんだ!
特定の子に対してだけ苦手意識を持ってしまう場合ですが、少なからず相性はありますが、その子の良い面を見つけプラスの感情を抱けるように思考を転換させてみましょう。
【解消法2】子どもとの接し方を変えてみる
もし子供に対して可愛くないとかイライラするなどの、何らかのネガティブな感情を抱いてしまった場合の有効的な対策としては、子供との接し方を変えてみるのが簡単にできる方法としておすすめです。
子供との相性が悪く言うことを聞いてくれない時など、子供側に自分の気持ちを理解して対応を改めてもらうのはまず不可能です。子供側に何かを期待したとしても、応えられるだけのキャパは子供にありません。
ですから子供に何かを求めるのではなく、自分自身の気持ちを切り替えた方が良い結果に結びつく可能性が高いです。これまでの接し方と違うように関わってみるなど、自らが発想を転換することで上手くいくケースも多くあります。
【解消法3】適度に力を抜いて余裕を持つ
子供に対してネガティブな感情を抱くようになってしまった時には、少し方の力を抜いて接してみるのも大切です。要はいかに心に余裕を持たせられるかということが、解決策の一つになってきます。
自分自身に余裕がなくなり子供といる時も常に緊張状態ですと、子供にもそれが伝わってしまうものです。そのような雰囲気ですと子供からしても恐かったり、近寄りがたいと感じてしまうため良い関係は築きにくいでしょう。
子供の安全面に関しては常に緊張感を持って業務にあたる必要がありますが、それ以外の部分では肩の力を抜いても大丈夫です。
【解消法4】仕事に慣れるのを待つ
子供を可愛く思えない原因の一つとして、仕事に不慣れだからという可能性も考えられます。仕事に慣れていない状態の時というのは、精神的にも肉体的にも緊張感から余計にストレスや疲れが貯まりやすい辛い状態です。
そんな余裕がない状態ですと、子供のやることに対してイライラを感じてしまうのは無理もありません。特に保育園は子供の泣き声や汚れが散乱する特殊な環境ですから、なかなか慣れるのに時間がかかるのも事実でしょう。
解決策としましては、やはり仕事に慣れるのをじっと待つことです。時には肩の力を抜きながら時間が経つのを待ち、仕事がある程度できるようになれば、自然と子供を可愛く思えるようになる可能性もあります。
【解消法5】同僚や職場の先輩・上司に相談をする
同僚や先輩、上司などに相談するというのも有効な解決策の一つです。子供が嫌いという悩みは、保育士としての根本に関わると思いなかなか相談できずにいる方も多いかもしれませんが、話すことで共感してもらえる場合も多いです。
同じように感じているのは自分だけではないと思うことで心に余裕もできますし、場合によっては仕事量の負担を減らすなどフォローしてもらえる可能性もあるでしょう。
相談をしても大丈夫なのかな…。
そうやって自分だけで抱えず、相談することが解決への近道ですよ。
【解消法6】こんな保育士は嫌だというタイプに当てはまるか見直す
子供との接し方に悩みを抱くようになった際には、自分が嫌なタイプの保育士にあてはまっていないか見直すのも大事です。
嫌なタイプの保育士として考えられるタイプとしては、主に以下があげられるでしょう。もし自分が何かにあてはまる際には、そこを改善するだけでも日々の業務が円滑に進み、子供との関係性もスムーズになるかもしれません。
- 自信過剰なタイプ
- 人のせいにするタイプ
- 自己中心的なタイプ
- 周りとあわせないマイペースなタイプ
- 他のクラスの状況を考えないタイプ
- 無駄話や嫌味を言ってしまう
- 締め切りなどをきちんと守らない
「保育士向いていないかも…」と悩むなら別の園への転職も考える
解決策を実行してみても思うように子供にプラスの気持ちを抱けないようであれば、思い切って別の園へ転職してみるのも方法の一つでしょう。以下の理由の場合には、環境が変わることで問題が解決することもあります。
- 園のやり方が自分に合っていないから余裕が持てない
- 職場の人間関係がうまくいかないことから、イライラしてしまう
- 給与面など待遇が悪いために余計に負担がかかっている
何よりも可愛いと思ってもらえずに保育されるのは子供にとっても辛いことです。どうしても子供との関係が辛い場合には、ストレスが貯まりすぎる前に離れた方がよいこともありますので、転園も視野に入れましょう。
保育士さんが転職をするなら『転職サイト』は必ず利用する
保育士の方が転職する際に必ず利用してほしいのが転職サイトで、それには以下のメリットがあるからです。多忙な保育士が効率よく転職を成功させるためにも、転職サイトは積極的に活用するようにしましょう。
- 転職サイトだけの非公開求人があり、転職先の選択肢を豊富に持てる
- 自分の条件面に合った転園先を、豊富な選択肢の中からピックアップしてくれる
- 専任のアドバイザーによるサポートサービスを受けられる
- 条件面の調整などを自分に代わって引き受けてもらえる
利用すべきおすすめの転職サイト
そもそも保育士に向いていない人は存在しない
保育士の業務というのは、親が就労などで子供のお世話をできない時間、親に代わって子供の保育をすることです。いわば親の代わりなわけですが、世の中の大半の親がきちんと子供の面倒を見ています。
そう考えれば保育士だって大半の方が親の代わりとして保育することができるはずで、そもそも保育士に向いていない人など存在しないのです。重圧を感じすぎずに、のびのびと保育をしてみるとよいかもしれません。
まとめ
保育士なのに子供が嫌いになってしまった際に、どんな風に子供と接したらよいのか抱え込んでしまうかもしれません。子供と毎日一緒だからこそ出てくる悩みですが、まずは対処法を実践し気持ちを切り替えてみましょう。
それでも子供に対して可愛いという感情が沸いてこないのであれば、思い切って転職をし環境を一新させてみるのもよいかもしれません。自身と子供の時間を無駄にすることのないよう最善の選択肢を見つけてみましょう。