保育士が履歴書の『本人希望記入欄』書くべきこと・書いてダメなこと

保育士は近年では倍率が高くなり、就職や転職の際には苦労も多いことでしょう。他の保育士志望の方に一歩リードするために、まずは就職、転職時に提出する履歴書で差を付けることが大切です。

実際に履歴書の本人希望記入欄は、何をどの程度書いたらいいか迷うところです。ここでは保育士の転職時に、履歴書の本人希望記入欄に書いておくべきこと、また書いてはいけないことを紹介していきます。

まずは履歴書の本人希望欄について、具体的に何を記入する欄なのか説明していきます。

履歴書の本人希望欄とは?

勉強をする女性

同じ履歴書でも志望動機記入欄や職歴記入欄は、記入する内容が初めから決まっているので比較的書きやすいです。しかし本人希望記入欄は書くことがかなり自由なので、だからこそ他の記入欄に比べて書きにくくなります。

こういったフリーで書くことのできる本人希望記入欄は、保育園で働く上で勤め先に伝えておきたい条件を書いておく項目です。具体的には、以下の二つのような情報を記載するのが履歴書では一般的です。

  • 働く上で譲れない条件
  • 連絡してほしい時間帯

ただこの二つでは分かりにくく、まだ本人希望記入欄を書きにくいでしょう。続いては働く上で譲れない条件と、連絡してほしい時間帯の二つの項目について、記入する内容を詳しく見ていきましょう。

働く上で譲れない条件

チェックポイント

まずは自分が入社するにあたり、納得できる条件を記入しましょう。入社するためにはこの条件を叶えてほしい、というような希望があれば相手側に伝わるように記入しておきましょう。次のような情報を念頭に置いて記入するのがおすすめです。

  • 勤務時間
  • 入社希望日
  • 勤務希望地

例えば様々な家庭の事情で、実家から遠くには勤務できない場合や、入社希望日を少しずらしてほしい方もいるでしょう。

続いては以上の三項目についても、それぞれ詳しく見ていきます。

勤務時間(ゆずれない条件があれば)

残業に悩まされる女性

朝、子供をどこかに預けてから出勤する場合や、親を老人ホームに送った後に出勤したいのであれば、あらかじめ希望する勤務時間を履歴書に記入しておきましょう。

ただし本人希望記入欄に勤務時間について詳しく書きすぎてしまうと、採用される確率というのは低くなってしまいます。

やっぱり勤務時間について詳しく書くと採用しづらくなるんだね…。

詳しく決めているやつよりも、何時でもいいやつのほうが働かせやすいからな!

当然のことですが保育園側は人材の不足を補うために求人を出しています。そのため希望時間は広めに記入しておき、詳しくは面接時に直接伝えましょう。

入社希望日

カレンダー

現在別の地域か職業で働いており、保育園に転職を考えている方は入社希望日を確認して記入しておきましょう。現在職についていない場合も入社希望日を記入しておくと、他の就職希望者と比較されやすくなります。

ただし入社希望日を書く場合は、約一カ月未満を目安にすることが重要です。通常就職までに一カ月以上の時間を要すると、相手の保育園は採用をしない可能性が高まります。

ここに注意!
引っ越し等々で時間が掛かりそうであれば、それを加味した上で履歴書を書きましょう。

希望勤務地(複数の園がある場合)

保育園

保育園の就職、転職であれば一つの会社が複数の保育園を経営していることがあり、こうしたケースでは勤務地についての希望を履歴書に記載しましょう。

もしも希望勤務地を選択する旨をあらかじめ伝えられている場合は、勤務地についてそのまま書いても良いのですが、そうでなければ選択した理由を共に書きます。

実際に理由があれば保育園側も考慮してくれるので、実家から通える範囲や引っ越しをしなくても勤務できる範囲が目安です。

連絡してほしい時間帯

スマホで調べる保育士

保育園の関係者とのやり取りの上で、電話がかかってくることは考えられます。そのために履歴書の本人希望記入欄には、連絡できる時間帯を書きます。具体的には在職の勤務中などで、連絡のつかない時間帯を書くのが重要です。

個人にはそれぞれの生活ペースやリズムがあります。もし電話に出られる時間を書いておきながらも、幾度も電話がつながらないのは失礼です。

電話ができる時間帯ではなくて、できない時間帯のほうがいいんだね!

円滑にやり取りを進めるためにも、あらかじめ電話ができない時間帯について伝えておきましょう。

本人希望欄を記入する際の基本と書き方

履歴書と書類

これまで本人希望記入欄に書く内容について詳しく説明してきましたが、実際にペンを走らせるとなると話は変わってきます。正しい本人希望記入欄の書き方はあるのでしょうか?

次に紹介するのは、本人希望記入欄の具体的な書き方についてです。

読みやすく箇条書き

メモをする手

まず履歴書の目的を考えると、自分の希望を相手に伝えるという事が先決です。そのため長文で自分の希望を書くよりは、箇条書きにして簡潔に書くのが良いでしょう。

文章を長く書きすぎてしまうと、読む方も面倒になってしまう恐れもあり、採用されにくくなってしまうこともあります。ポイントとしては以下のような点が挙げられます。

  • 端的に書くこと
  • 簡潔にまとめること
  • 客観的に記述すること

この三つの点を踏まえたうえで、短い箇条書きにするのが重要です。

特に希望がなくても空欄はNG

バツを作る女性

もし本人希望記入欄に何も書きたいものが無い場合、その通り何も書かないままではいけません。確かに学生のアルバイト時に提出する履歴書であれば、空欄のままでも問題はないでしょう。

しかし仮にも社会人であれば、比較的きれいな文章に仕上げたいものです。そこで使いたいフレーズが「貴社の規定に従います」という文言です。

例えばそれぞれの項目に合わせる形で、以下のような使い方をすると、空欄よりは比較的に大人っぽい文になります。

  • 勤務地について言及 「貴社の配属に従います」
  • 勤務時間について言及 「貴社の規定に従います」
  • 給与について言及 「貴社の規定に従います」
  • 入社希望日について言及 「即日勤務可能」

このように書くことを意識しましょう。

通常希望とは異なるものは理由が必要(育児など)

解説する女性

規定されている通常条件と本人希望記入欄の間に大きな隔たりがあるのなら、しっかりと相手側を納得させるような理由が必要になります。相手の保育園の求める勤務予定地や勤務時間などに、今の生活状況では合わせられないこともあるでしょう。

例えば朝は起きたくないというような完全に自分本位の理由で、既定の時間について変更を希望するのであれば納得させるのは困難です。しかし育児などを理由にしての希望の場合は、相手の保育園も考慮してくれます。

ワンポイント
虚偽の情報を書かず、正直に記入することが大切です。

これはNG!本人希望欄に書いてダメなこと

重要

以上、ここまでは本人希望記入欄に書くべき内容や、具体的な書き方について紹介してきました。かなりフリーで内容を決められる本人希望記入欄ですが、決して書いてはいけない内容もあります。

続いては、本人希望記入欄に絶対に書いてはいけないことを見ていきましょう。

給与の希望

グラフと虫眼鏡とお金

本人希望記入欄には決して書いてはいけない内容、それが給与に関する詳しい希望です。確かに転職において最も気になるのは、給料の部分ではあります。しかしあまりにも給与への関心が露骨だと、当然のことですが好印象は持たれません。

給与について紙面でアピールしすぎると相手からは、注文が多く自己主張の強い人だというイメージを持たれてしまいます。また実際の職務よりも、待遇面の事ばかり気にする人なんだな、とも思われてしまうでしょう。

自己主張が強く、給与ばかり気にする人と働きたい人などいないからな!

どういうふうに希望記入欄を書けばいいの?

相手はまず自分の事を履歴書で判断しなければならないので、本人希望記入欄を記入する際には自分がどう見られるのかということに意識しましょう。

まとめ

履歴書の本人希望記入欄

履歴書における本人希望記入欄はかなり自由に書けるがゆえに、書く内容が非常に難しく迷うところです。しかしこういったものを書いておけば良いといった目安はあります。

それが働く上で譲れない条件と、連絡してほしい時間帯です。この二つは家庭に事情を抱える方はもちろん、希望者自身のこういった場所で働きたいといった希望と、それを受け入れる保育園とをマッチングするための条件とも言えます。

しかし書いた方が良いことと共に、絶対に書いてはいけない事もありました。それが給与に関することです。もちろん給与がどのような額になるのかは気になりますが、そこへの興味や関心はあまり露骨に出さないようすることが大切です。

これらの本人希望記入欄に関することを踏まえて、保育士転職を目指しましょう。

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