保育士の転職&スキルアップに役立つ7つの資格【徹底解説】
※当ページには広告が含まれています。
近年の保育士不足の問題から、世間や公的機関において保育士の需要というのはとても高まっています。
そのため保育士は有意義な転職をするにはうってつけの職業と言えるでしょう。
この転職をより有利に行うためには一体どんなスキルを持っているとベターなのか紹介していきます。
不満が原因で退職するのは今の職場だけにしたい!長く働ける職場を探したい!という人は転職サイトを利用して転職するのがおすすめですよ!
保育士のスキルアップとは研修を行って資格を取るのがおすすめ
保育士はただ資格を持っているだけではなく、やはり職に適したさらなるスキルを身に着けていることで、転職の内容は非常に有利になっていきます。
プラスアルファとなる資格を持っていれば、より求められる人材となることができますし、専門的な仕事に就いていくこともできるようになるでしょう。
資格を持っていること自体がこれからの自分のスキルアップに繋がっていくので、役立つ資格は積極的に取得を目指していくべきです。
人材不足が続いているため求人数に困ることはありません。
ただし、より良い条件の環境に転職を目指すのであれば、やはり他の人とは違う突出した能力を持っていることも必要になるので、秀でた存在になっていけるよう頑張りましょう。
保育士のスキルアップに役立つ資格は『7つ』
保育士の仕事は、多岐に渡って子供の面倒を見ていくことです。知育や食育、運動などありとあらゆることに携わっていかなければなりません。
それに役立つ資格というのは絵本専門誌に始まり幼児食マイスター、臨床心理士など様々なものがあります。
こういったものについては将来的な方向性にも大きな影響を及ぼすので、積極的に取得を目指してみてください。
【1】絵本専門士
独立行政法人国立青少年教育振興機構の認定する資格で、子供の発達に合った絵本選び、読み聞かせの仕方、絵本を通じた子供の発達の促し方などについての知識を身に着けることができます。
実際に保育園で指導に当たることもできますし、何より保育士の仕事をしていく上では絵本というのは必ず付き合っていくことになるものです。
この資格を持っておくことでより有意義に知育に力を入れていくことができるでしょう。
【2】リトミック指導者
特定非営利活動法人リトミック研究センターをはじめとした複数の資格認定団体において取得することができる資格です。
音楽教育の手法を身に着けることができる資格で、一般の保育園はもちろん、より専門的な施設における保育士需要にも応えていくことができるため、転職の幅がグッと広がります。
子供たちの音感やリズムを養うためになる知識を得られるのが魅力で、音楽教育に力を入れている施設へも有利に就職していけます。
【3】運動保育士
「柳沢プログラム」に基づいた指導で子供の心と身体を健やかに育んでいく、運動遊びのプロを目指すことができる資格です。
運動遊び実践コースと子育て脳機能コースの2種類があり、それぞれ初・中・上級レベルにわかれています。
子供の体力低下や運動への意欲が薄れている昨今においては保育園でもこの点について危惧していることが多く、そのため資格を持っていると強いアピールポイントになります。
外遊びの内容を充実させ、子供の運動能力の向上に努めていけるため、より保育にやりがいを感じられるようになります。
【4】チャイルドマインダー
少人数保育や家庭保育のスペシャリストとして活躍することができる資格です。
0~12歳の子供を対象に、保育士1人につき最大4人までと決まっていることからより保護者に近い立場で少人数保育を行っていくことができます。
近年は10人以下の少人数保育所というのも数が多いため、こういったところに就職を目指す場合はより有利な資格となってくれるでしょう。
【5】英会話のスキル「イングリッシュエキスパート保育士」
一般社団法人保育英語検定協会が認定する資格です。
グローバル化によって保育の環境においても英語圏の子供や保護者と関わっていく機会は多く、また英語教育の低年齢化によって保育士の英語力というのも今後ますます求められていきます。
保育園によっては英語の時間を組んでいることもあるので、こういったところに就職を考えるのであればこの資格はとても強みになるでしょう。
【6】食育の専門知識「幼児食マイスター」
日本安全食料料理協会が認定する資格で、乳幼児の成長に合わせた食事選び・調理法などの能力を身に着けることができます。
単に食に関する知識ではなく、乳幼児の身体作りを理解することで神経や脳細胞にまで影響する食事や、筋肉・骨の成長を促す食事についても学ぶことができるのが魅力です。
食育という点で、大いにスキルアップが叶う資格と言えるでしょう。
【7】臨床心理士
心理学のエキスパートであり、いわゆる心の専門家としてスキルアップを図っていくことができます。
臨床心理士は特に心に闇を抱えていたり、困っていたりする人の気持ちに寄り添うことで、相手が今どのように感じているかといったことを把握し、サポートをしていくことができる存在です。
情緒が発達段階である子供においては、相手の気持ちを汲み取るということがとても大切になってくるので、その点臨床心理士の資格は理論に基づき対処していく方法をしっかり学んでおくために役立ちます。
家庭環境などに合わせて対応していくといったこともできるようになるので、心に寄り添った保育に憧れる人は、ぜひとも取得をしておくべき資格でしょう。
現代はPCのスキルも求められる
保育士は、保育の知識やコミュニケーション能力と共に、パソコンのスキルも備えておく必要があります。
クラスの文書やお便りをつくったり、ブログなどで園の様子を綴ったりする必要もありますから、最低限こういったものを作れるだけの能力は持ち合わせていないと問題でしょう。
資格を取得してまで難しいスキルや知識を身に着けるという必要はありませんが、最低限、エクセルやワードを使いこなせるだけの知識は身に着けておく必要があるでしょう。
ただ、パソコンに強いというだけで評価がグンとあがる保育所というのは意外と多いので、転職に当たっては欠かすことができないものとも言えます。
逆にこれらのスキルを全く持ち合わせていないと、仕事と共にさらに身につけなければいけないことが増えてくることになります。
避けては通れない道とも言えるので、スキル取得には積極的に取り組んでいけるようにしましょう。
面接で一番重要なのは「コミュニケーション能力」
様々な知識やスキルが必要とされる保育士ですが、最終的に最も重要と言われているのは、コミュニケーション能力です。
保育士の仕事は職場の人間同士の連携というのも非常に重要になってきます。
ただ子供の世話をしていれば良いというわけでは無く、職場の保育士全員が一丸となって連携を取り、お互いをカバーし合って仕事に当たることが非常に重要です。
人の話をしっかり聞く、的確な言葉で伝えたいことを伝える、また上手く人間関係を築いていくことができるかという点に気をつけ、面接に臨んでください。
保育士というのは園の評判を左右する大きな要因であり、評判が悪ければ翌年以降の入園者にも影響を及ぼしますし、ひいては園の経営そのものにも関係してくることになります。
面接にはより信頼できる誠実な人材を採りたいという経営者側の思惑が込められていますから、それに応えられるよう、明るくハキハキとしたやりとりや、清潔感のあるみだしなみなどを心がけていくようにしてください。
失敗しない!コレを使えば理想の保育園が”100%見つかる”
まとめ
保育士の仕事というのは子供の安全はもちろん、知育や食育など生活全般に関わり職務を全うしていく必要があります。そのためにはただ保育士の資格を持っているだけではなく、プラスアルファとなる様々な資格を持っていた方が当然有利です。
また転職においてもとても大きなアピールポイントとなりますから、この点についてはよく心得ておきましょう。自分がより力を入れて取り組んでいきたい分野において勉強し資格を取得していくと、一層、条件の良い職場への就職を望むことができます。
また保育士は子供はもちろん同僚、保護者との人間関係を円滑に築くコミュニケーション能力が求められる職でもあります。
いくら知識やスキルがあったとしても、この点に問題があれば面接で不合格となってしまうことが多いですから、人間力についてもしっかり磨きをかけていけるようにしましょう。
豊かな心を持っていないと子供を相手にする保育士には向きません。どのような職種においても同じことが言えるようになってきていますが、保育士においてもパソコンのスキルというのはいまや必須になってきています。
事務仕事においてはパソコンを扱えないと話にならないと言っても過言ではないので、このスキルはしっかり身に着けていく必要があります。