「保育士内定の電話はすぐ出れなくてもOK」これが完璧な3つの受け方!
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保育園の面接を受けた場合、その合否は電話で連絡が来ることが多いです。とはいえ、いつ内定の電話が来るか分かりませんから、場合によっては内定の電話に出れないこともあります。
それも含めて電話での対応は相手からの印象が大きく変わってしまうので注意しましょう。ここでは保育士の内定の電話がかかってきた時の受け方を解説しています。
またもし電話に出られなかった場合の対処法も解説しているので、保育園の面接を受けた保育士は参考にしてみてください。
保育士内定の電話はすぐ出られなくてもOK
保育園の採用面接を受けたら、採用か不採用かは後日連絡が来ます。その方法はいろいろありますが、多くの場合は電話での連絡となります。ただいつ内定の電話がかかってくるかわからないですから、状況によってはすぐに電話に出られない場合もあるでしょう。
電話に出られなかったら内定が取り消しになるということはありませんので、すぐに出られなくてもOKです。保育園側でも電話に出られないケースもあるということは承知しているのですから。
ただ電話に出られない場合は、次の電話を待つのではなくこちらから折り返すようにしましょう。その際には以下のような点に注意が必要です。
【注意1】日にちを大きく空けて折り返すのはダメ
保育園から電話がかかってきても、すぐに出られるとは限りません。その際には折り返しの電話をすればいいでしょう。
ただ折り返すとしても、日にちを大きく空けて電話するのはよくありません。時間を空けてしまうと、ルーズな人間、常識がない人と思われかねません。
もちろん、電話がかかってきた時間帯と自分の都合によっては、その日のうちに折り返しの電話をするのが困難な場合もあるでしょう。そんな時でも翌日の早い時間には確実に電話したほうがいいです。
【注意2】内定の電話をかけ直す際は時間に注意して
内定の電話を折り返す場合には、できるだけ早く電話するのが理想です。ただかけなおす場合にはその時間にも注意しましょう。
保育園では落ち着いて話ができない忙しい時間帯もあります。参考までに保育園に電話をするのに適した時間は以下の通りです。
- 10:00から11:30
- 13:30から16:30
内定の電話が切れてしまったりしたらどうしよう…
もし内定の電話が切れてしまって、数分もたたずに折り返すのであれば、相手も忙しくない時間ということでもあるので、時間を気にする必要はないでしょう。
内定後に先方から連絡がない場合は自ら電話する
面接を受けたなら、おそらくどれくらいの期間で内定の連絡をするなど伝えられるはずです。採用・不採用の電話が来るまでは気が気ではありませんし、もし不採用になったらすぐに次の保育園を探さなければいけなくなるでしょう。
そのため、面接を受けた後は1日でも早く結果を知りたいものです。ただ一般的な礼儀として、〇日まで連絡をします、と言われていたならそこまでは待ちましょう。
もちろん決定が長引いている可能性もありますが何らかのアクションもない場合、電話番号が間違っていたり、かかっていたことに気づかなかった、なんてことも考えられます。
“1週間経過しても連絡ない場合”は担当者に連絡しよう
保育園によっては面接時に結果は〇月〇日までに連絡をします、と言われることもありますが、ハッキリと期限を言われず、後日連絡しますとだけ伝えられることもあります。その場合、どれくらい待っていればいいんだろうと不安に思うでしょう。
なかなか保育園からの内定の連絡がこない場合、前述のように電話番号の間違いなどのトラブルの可能性も否定できないので、直接担当者に連絡してみるといいです。ただそのタイミングですが、期限が決められていなかった場合には、1週間をめどにするといいでしょう。
もちろん、保育園の規模や募集人数、応募者数によっては採用・不採用の決定に時間がかかっていることもありますが、たいていは1週間程度で連絡が来るはずです。ですので、1週間経過しても連絡がない場合に限り、担当者に連絡してみましょう。
保育士内定の電話の『完璧な3つの受け方』
保育士内定の電話は、その受け方一つで相手の感じ方が変わってきます。これから働く保育園なのですから、少しでもいい印象を与えたいものです。そのためには以下の3つの受け方を知っておきましょう。
【受け方1】電話は可能な限り素早く受け取る
保育園の面接を受けたなら、数日のうちに内定の電話がかかってくるでしょう。ですので、その間はいつでも電話に出られるような状態にしておくことが大切です。そして、もし電話がかかってきたなら可能な限り素早く受け取るようにすることです。
できれば3コール以内で受け取るのが望ましいといわれていますが、もし3コール以内で取れない場合でも、できるだけ早く取るように心がけましょう。それだけで相手が受ける印象は変わってきます。
【受け方2】メモを用意しておく
内定の電話では、単純に内定を知らせる連絡だけではありません。そしてたいていは内定を承諾するかどうかを期日までに連絡してほしいといわれることもあります。
また承諾するとしても、いろいろな連絡事項もあるかもしれません。もちろん、覚えられないほど細かな連絡があるわけではありませんが、念のためメモは用意しておきましょう。
【受け方3】電話する場所を確保しておく
内定の電話はできるだけ素早くとるのが理想ですが、だからといってどんな場所でもいいというわけではありません。周囲の音がうるさい時には相手の話がしっかり聞こえない、逆に自分の声が届かない場合もあります。
ですので、内定の電話を待っている時、電話がかかってきた時には以下のような対応をしましょう。
- なるべく騒がしい場所には長時間いない
- 騒がしい場所では電話をしない
- すぐに静かな場所に移動できる場合は、移動してから電話を取る
- すぐに移動できない場合は、後から折り返す
《例文あり》電話で内定承諾をする場合
内定をもらってそれを受ける場合には、改めて電話などで内定承諾の連絡をする必要があります。あくまで例ではありますが一般的な対応は以下の通りです。
「お忙しいところ申し訳ありません。先日内定をいただいた○○と申します。この度は内定の通知をいただき、ありがとうございます。本来なら直接お礼に伺うべきところですが、電話で失礼いたします。精一杯保育園のため、園児のためがんばりますのでよろしくお願いいたします。」
内定承諾はメールなどでもできますが、やはり感謝の気持ちを伝えるなら電話でするのが一番です。これは社会人としてのマナーでもあるので、しっかりと感謝の気持ちを伝えることで常識のある人として印象が良くなり働きやすくもなるでしょう。
《例文あり》電話で内定辞退する場合
内定をもらっても、何らかの事情で辞退するケースもあるでしょう。せっかくいただいた内定を辞退するのは保育園に対しても失礼なことですので、謝罪の気持ちをしっかりこめて電話で報告しましょう。その際の例は以下の通りです。
「お忙しいところ申し訳ありません。先日内定をいただいた○○と申します。この度は内定の通知をいただき、ありがとうございます。内定の連絡をいただいてから改めて考えさせていただきました。
大変申し訳ありませんが、この度は内定辞退を申し上げたいと思います。本来なら直接謝罪に伺うべきところですが、電話での連絡で申し訳ございません。せっかくお時間をいただいたのに大変ご迷惑をおかけする事になり申し訳ありません。」
まとめ
このように、保育士の内定の連絡は電話で来ることが多いです。単なる内定の連絡だとしても、その受け方によっては相手に不快な思いをさせてしまうことにもなりかねません。
ですので、内定を承諾するにも辞退するにも社会人としてのマナーを守り、しっかりと受け答えしましょう。
もし電話の受け答えに慣れていないのであれば、ここで紹介した内定の電話の受け方を徹底して、電話が来ても戸惑うことのないように対応するようにしましょう。