【STEP2】転職活動する&辞める時期を計画《保育士転職成功ガイド》
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転職活動を始めるにあたって重要なのは計画性。
今の職場から新たな職場へとスムーズに移れるように予定を立てて行動しなければなりません。行き当たりばったりだと不測の事態が起きたり、後味の悪い退職になったりと何かと面倒が起きやすいです。
そうならないように転職活動にかかる期間や退職の報告時期など、これからの仕事探しを円滑に行うために必要な情報をチェックしておきましょう。
【保育士転職まるわかりガイド!!】 6ステップで希望の転職成功へ |
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手順 | 内容 | 現在地 |
STEP1 | 転職する?しない? | |
STEP2 | 転職活動を始める | ←今ココ |
STEP3 | 希望の条件・求人を探す | |
STEP4 | 履歴書・職務経歴書作成 | |
STEP5 | 面接対策をする | |
STEP6 | 内定・今の園を退職・入社 |
保育士転職はどれくらいの期間がかかる?3ヶ月かからないのがほとんど
一般的に、採用が決まるまでの転職活動期間は平均3カ月ほどと言われています。とはいえ、結局のところ個人によりけりです。
退職後に転職活動を始める人はそれだけ時間に融通がききますし、働きながらの場合には仕事とのバランスを考えて半年など長期的に進める人もいます。
保育士の場合、一概には言えませんが3か月かからない人も大勢いらっしゃいます。
他の業界では不採用が続いて長引いてしまったというケースも珍しくないですが、保育業界の求人に関しては保育士需要の高まる現状、そういう理由で長期化しにくいと言えるでしょう。
最短2週間で転職できる?保育ひろばを使えば可能
保育士専用転職サイトを見ても、転職活動を比較的短期間で済ませることができるのが分かります。
『保育ひろば』という有名な保育士専用転職サイトでは「登録から入職まで最短2週間で転職が可能」です。
スピード重視の求職者に対するサポートが可能なのは保育士の転職ならではと言えるでしょう。
もちろん早ければ早いほどいいわけでもありませんが、すでに退職済みでなるべく次の仕事に早く就きたいという方などにはおすすめできます。
まずは情報を得るためにも「保育ひろば」は登録しておきましょう。
転職活動スタートのベストタイミング
保育士という仕事柄、年度終わりの3月まで働き、4月から新しい職場に…という流れが一般的です。
仮に3月に退職の場合、いつから転職活動を始めるのがベストなのか?
求人が活発なシーズン
12月ごろ、園の方から新年度の意向を尋ねられます。園は退職状況に応じて4月までに人員補充など調整しにかかります。
そのため求人は1月~3月が多くなります。転職活動期間が3ヶ月ほどかかると見積もり、12月や1月ごろからスタートするのも一つです。
- 12月・1月:転職活動スタート
- ~3月:内定ゲット
- 3月:退職
ただし1月~3月は退職希望者が求職しだすシーズンでもあります。求人が増加して希望条件にマッチした職場を探しやすくなる一方、競争率も高まります。
保育士の求人に関しては一年中豊富にあると言えるので、もう少し早くからスタートした方がよりスムーズに転職活動が行えるかもしれません。
退職の半年前からでも早すぎではない?
まず、転職活動の流れを見てみましょう。
- 求人探し
- 履歴書と職務経歴書の作成
- 書類選考
- 面接日程の調整・面接対策
- 面接選考
- 内定
ざっと眺めてみただけでも、やることがたくさんあり、時間もそれなりに要します。とくに働きながらの場合、転職活動が思うように進まないこともあります。
早く内定をもらおうと無理したり焦ったりすると、仕事に支障が出ることもありますし、転職活動に悪影響が出ることもあります。求人選びが雑になってのちのち後悔、準備不足のために面接失敗といったことが起こります。
- 9月・10月~:転職活動をぼちぼちスタート
- ~3月:内定ゲット
- 3月:退職
余裕を持って半年くらい前からスタートしても、早すぎるということはありません。
辞めてから新しい職場を探す?働きながら転職活動する?メリット・デメリット
仕事しながらか転職活動をするか、いったん無職になってからか。そのどちらが良さげなのか。
メリット | デメリット | |
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働きながら転職 | ・収入がなくなる心配がない ・仕事探しに焦りを感じにくい ・面接などでアピールに臨場感が出る |
・プライベートが忙しくなる ・手間を回避しようとして求人探しなどが雑になる ・現職場でのやる気が低下しやすい |
メリット | デメリット | |
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辞めてから転職 | ・転職活動にたっぷり時間を使える ・休息がとれてやる気が向上する ・勉強や資格取得などに集中できる |
・収入面が不安定になる ・仕事探しが長引くと焦りやすくなる ・長いブランクだと選考に影響が出る場合も |
ここで挙げた「働きながら」と「辞めてから」のメリット・デメリットはともに、本人の行動次第ではメリットを失うこともデメリットを解消できることもあります。
例えば「辞めてから」だと転職活動に集中できますが、本人のやる気次第で、だらだらして内定をもらうまでかなり長引いてしまうこともあります。
どちらでも、やはり計画をしっかり立ててメリハリをつけて実行することが大事です。計画も転職のプロであるエージェントに相談すればすべて教えてもらえます。
辞めると報告する時期は?退職の1ヶ月~2ヶ月前
先に書いたように12月あたりに来年の意向を尋ねられるので、その時に退職の意志を伝えることになるかと思います。
そのほかのケース。年度途中に退職したい場合、マナー的に言えば辞めますと園に伝えるのは遅くとも退職の1カ月~2カ月前くらいがいいようです。できればもっと早くに伝えた方がいいです。
園側からすれば退職の申し出が早ければ早いほど助かります。
年度途中でも辞められる?家庭の事情、体調不良、人間関係など
保育士という仕事の性質上、辞めるのなら3月の年度終わりがふつうといった意識が強いですが、年度途中に辞めることもおかしなことではありません。
もちろんこれといった理由もなく、なんとなく辞めたいからといった気持ちで辞めてしまうのは良いことではありません。
どうしても辞めなければならない事情、辞めた方がいい事情があるのなら、年度途中でも遠慮せずに退職できます。
例えばパワハラやいじめなど人間関係によって心身の調子が崩れてしまった場合でも今すぐ辞める手続きを始められます。
退職の申し出をすればその2週間後に辞められるという法律があります。とはいえ、1ヶ月前など早めに伝えた方がいいので、緊急だと判断できる状況のほかはあまりおすすめできません。
ちなみに、これとは別に園の職業規則に「辞めるなら1ヶ月前に申し出ること」といったルールを設けているところがありますが、その場合でも法律の方が強いです。
まとめ
転職活動はなるべく早い時期から準備を始めましょう。
焦りながら求人を探すと、最初に考えていた希望条件を妥協するようになり、今の職場とたいして変わりない職場を選んでしまうおそれがあります。
心に余裕を持たせることで冷静な判断ができるようになります。計画をきっちり立てて実行するように努めましょう。
【保育士転職まるわかりガイド!!】 6ステップで希望の転職成功へ |
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手順 | 内容 | 現在地 |
STEP1 | 転職する?しない? | |
STEP2 | 転職活動を始める | ←今ココ |
STEP3 | 希望の条件・求人を探す | |
STEP4 | 履歴書・職務経歴書作成 | |
STEP5 | 面接対策をする | |
STEP6 | 内定・今の園を退職・入社 |