【2024最新】失敗しない!保育士転職成功ガイド《完全マニュアル》
※当ページには広告が含まれています。
- お給料が安い
- 残業や持ち帰りの仕事が多くて体力の限界
- 上司や先輩との人間関係に疲れた
- 勤務地が近い園で働きたい
- 育児と両立して働きたい
保育士として働く上で様々な悩みが出て、転職を考える方はとても多いです。でも実際にどこから始めていいのか、失敗しないかなど不安だらけですよね。
まずは転職すべきか、そうでないのか。転職すべき時期、希望に合う職場(園)の探し方や履歴書の書き方、面接のポイントから円満退職の秘訣まで。
保育士のみなさんが気持ちよく次の未来にステップに進むために、転職成功までの完全ガイドを「全6ステップ」で解説します。
まず、保育士さんが転職するにあたって大事になることが「スケジュール管理」。
働きながら仕事を探す方も、転職活動に専念する方も、なるべく手間をかけずスムーズに理想の職場を見つけ、採用され、働き出したいはず。
そのためには、いつ、何をどのように行動するかを知り、計画を立てておく必要があります。まずは保育士さんの転職の流れをつかんで、転職計画を立てる前の下準備を始めましょう。
【保育士転職まるわかりガイド!!】 6ステップで希望の転職成功へ |
|
---|---|
手順 | 内容 |
STEP1 | 転職する?しない? |
STEP2 | 転職活動を始める |
STEP3 | 希望の条件・求人を探す |
STEP4 | 履歴書・職務経歴書作成 |
STEP5 | 面接対策をする |
STEP6 | 内定・今の園を退職・入社 |
ステップ1.『退職理由』から出発
まだ転職しようかどうか悩んでいる方も、すでに今の職場を辞めると決めた方も、なぜ「転職」というコトバが頭にちらついているのかを分析してみてください。
- なんとなく、しんどいから
このような大まかな原因が思いついたなら、できるだけ具体的な形にしていきましょう。
- 残業が多いから
次に、そもそも転職すべきかどうかをいったん考えてみます。その方法は転職しなければ不満を改善できないかどうかシミュレーションしてみるというもの。
- 残業が多いから(-)⇒業務効率の改善・提案⇒許容範囲内の残業量になる(+)
- 残業が多いから(-)⇒改善不可能⇒残業の少ない職場で働く(+)
1のような結果があり得るならば転職するかを慎重になって決めた方がいいかもしれません。一度、上司に業務改善を申し出るなどして、それでも不満が解消されなければ転職活動を始めるというのも一つの手です。
2なら「残業の少ない職場」というプラス部分がこれから求人を探す際の大きな基準となります。この希望条件は最後までブレずにこだわらなければなりません。
転職活動が思い通りにいかないとついつい妥協して最初の目的を見失い、結果「前の職場と残業の多さが変わりない職場」に転職することにもなりかねません。
ステップ2.転職活動の時期・時間を計画
転職計画を立てようにも、いったい転職するまでにどれくらいの時間がかかるのか?など知っておかなければできません。
計画を立てるのに必要な転職活動に関連ある時間をまとめてみます。自分の把握している情報と併せて整理しておきましょう。
項目によっては状況によりけりのものがあるので平均的な目安をあげておきます。
項目 | 時間 |
---|---|
転職活動にかかる期間 | 平均3カ月以内(※最短2,3週間~半年前後) |
保育士さんの年度 | 4月はじまり3月おわり |
求人が多くなるシーズン | 1月~3月(※一年中、求人数は充実) |
求職者の競争率が高まるシーズン | 1月~3月 |
面接から結果通知までの時間 | 面接日の翌日~1週間以内 |
内定保留できる期間 | 2,3日~1週間以内 |
退職の意思表示 | マナー的には遅くとも1ヶ月前(※できるだけ早めに※※法的には2週間前でも可) |
保育士という仕事柄、4月からはじまり3月に終わると年度を強く意識してしまいますが、年度途中で辞めるのはおかしなことではありません。
保育士の前に労働者であるので、法によって退職の意思表示をしてから2週間後に辞められる権利があります。
とはいえ、急な退職はなるべく避けたいところですから、パワハラや心身の健康を損ねた状況など緊急性が高い場合の手段と捉えておきましょう。
働きながら転職する方は半年ほど前から動きだすと余裕を持って行えます。年度どおりに3月退職を考えているなら、9月や10月ごろから転職活動をスタートさせても早すぎではないです。
ステップ3.求人を探す
保育士さんの仕事探しで最もベーシックな方法が保育士専用転職サイトを利用することです。保育士専用転職サイトとは文字通り、保育士求人のみを扱うサイトです。
一般転職サイトやハローワークなどよりも保育士の求人数が豊富です。また、無料求人誌やハローワークと違って、優良な園でなければサイトに掲載しないというスタンスで運営されています。
『転職エージェント』タイプが一般的
保育士専用転職サイトは2種類あります。
- 自分ひとりで求人を探すサイト
- 転職エージェントにサポートしてもらうサイト
ほとんどの保育士専用転職サイトが2のタイプになっています。忙しい保育士さんが転職するのは大変なので、以下のようなサポートで転職活動の負担を軽くしてくれます。
サービス内容 | |
---|---|
相談 | 転職すべきかどうか、転職の上手な進め方などアドバイスしてくれる |
ヒアリング | 理想の求人を相談できる(電話or直接面談) |
求人紹介 | 希望条件にマッチした求人を紹介してもらえる |
面接 | 面接日程を調整してもらえる |
条件交渉 | 給与や勤務時間など園と交渉してもらえる |
これらすべて無料です。採用後にサービス料を請求されるといった心配もいっさいいりません。
良い職場と出会えるかどうかは求人探しで決まります。無数にある求人のなかから自分にぴったり合った求人を見つけ出すのは難しいです。
そこで役立つのが転職エージェントというサポートスタッフ。こちらの希望条件をもとにマッチングの高い求人を紹介してくれます。
ステップ4.履歴書・職務経歴書の作成
履歴書や職務経歴書を実際に書き出す前にきちんとやっておいた方がいいことがあります。
- 自己分析
- 応募する園の分析
1の方は志望動機や自己PRなどを書く際、自然と必要な作業になってきますが、2の方は忘れられがちです。
志望動機にしても自己PRにしても自己分析による「自分らしい魅力・特長」に「園が求めている人材」を合わせてアピールするのが大事です。
書くより考える時間の方が重要になってきますが、ここでも頼りになってくれるのが転職エージェントです。
転職エージェントは求人を紹介してくれるだけではありません。求人の園については実際に足を運んでリサーチするなど、園の情報を熟知しています。
そのため、その応募求人に適した履歴書・職務経歴書の書き方を教えてもらうことができますし、履歴書の添削サービスなども受けることができます。
自己PRは自己分析が大事ですが、リクナビNEXT「グッドポイント診断」はもう使いましたか?
えっ?まだです。それってなんですか?
リクナビNEXTの「グッドポイント診断」を使えば、「決断力」「柔軟性」など18種類の強みの中から、あなたの強みを5つ診断し、細かく丁寧に解説してくれます。
診断結果は8568通りで、「驚くほどよく当たる!」と評判がとても高いです。
- 自分では気づかなかった強みが発見できる
- 履歴書の作成&面接の自己PRにそのまま使える
- 職種(営業・技術職・公務員)問わずみんな利用する
「ところで、あなたの強みはなんですか?」
今この質問にすぐ答えられなかった方は「グッドポイント診断」を必ず利用してください。
ステップ5.面接
学生の頃とは違い、転職の面接では経験でアピールできるかどうかが肝になります。履歴書同様、経歴や仕事でがんばってきたことなどを深く掘り下げておきましょう。
- これまでどのような取り組みをした?
- その結果どんな成果を挙げられた?
- その経験から何を得て、応募する園でどのように貢献できる?
この質問に対して、具体的にしっかりと答えられるようになりましょう。その答えを持っておけば、ある程度の範囲内のどんな質問でも応用させて答えることができます。
このほか、次のような質問の答えは準備しておいた方がいいでしょう。
- 自己紹介・自己PR
- 退職理由
- 志望動機
- 仕事で意識していること
退職理由などは前向きな理由があって辞めたのだという印象を与えるようにしましょう。また、どのような質問であれ、具体性を欠くことがないように気をつけましょう。実際の体験やエピソードを混ぜて話すと、より自分の言葉で語っているように伝わります。
ステップ6.内定~入職
内定から入職までの流れは次のようになります。
- 内定の通知
- 給与面など入職条件を交渉
- 正式採用
- 退職手続き・退職
- 入職
内定をもらったあと、どのような労働条件で働くかを詳細に確認することになります。
この時、応募した際とは事情が違うといったこともあり得ます。給与の交渉など自分ではしづらいですが、転職エージェントが代行してくれます。
内定の返事保留や内定辞退
複数の求人に応募した場合、いくつかの園から内定をもらう状況になるかもしれません。通知が届くと、内定の承諾か辞退かの返事をします。
もし、第一志望の結果まで待ってほしい場合などはいつまでなら待ってくれるのか?
- 返事の保留期間は通常では2~3日間、長くても一週間ほど
この事情を踏まえて、面接日程を組まなければなりません。自分ひとりで転職活動すると苦労が多いのはこういう配慮が必要だからでもあります。
- 内定辞退は転職エージェントが代行してくれる
内定辞退の場合にも自分で断るのは気が引ける感じがしますが、これもまた転職エージェントが代行してくれるので何も心配する必要はありません。
退職手続き
先に書いたように退職の意志表示はなるべく早い時期に伝えましょう。
園側の対応として「こちらの都合もあるから、あなたの退職予定時期よりも3ヶ月ほど伸ばしてくれない?」と頼まれることがあるかもしれませんが、はっきりした態度で断りましょう。
「あなたが辞めて迷惑がかかるから」などという園側の言い分は、相手の勝手な都合ですので、まじめに相手する必要はありません。
そういった交渉をのぞいては迷惑をかけずに退職するように心がけましょう。きちんとした引継ぎをしたり、同僚や保護者に挨拶したりと気持ちよく新しい職場へ移りましょう。
失敗しない転職にしよう!転職活動のはじめから終わりまで転職エージェントがサポート
まとめ
転職活動は求人探し、履歴書作成など一つずつじっくりこなしていくことで、希望の進路を作っていくことができます。
そのためにも、まずはプランを立てることが重要です。仕事で忙しくばたばたしていると、どうしても転職活動が雑になってしまいます。
「早く次の職場が見つかれば、それでいいや」となってしまえば、本来の目的を見失うことになります。
ゆとりを持って転職するために長期的な視野で行動するように意識しましょう。まずは、以下の関連記事「STEP1」から読み進めてください。
【保育士転職まるわかりガイド!!】 6ステップで希望の転職成功へ |
|
---|---|
手順 | 内容 |
STEP1 | 転職する?しない? |
STEP2 | 転職活動を始める |
STEP3 | 希望の条件・求人を探す |
STEP4 | 履歴書・職務経歴書作成 |
STEP5 | 面接対策をする |
STEP6 | 内定・今の園を退職・入社 |