保育士の面接で聞かれる『長所&短所』の正しい回答ポイント!
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保育士は、経歴や年齢よりも人柄を見て採用をすることが多いとされています。そのため保育士の転職において面接はとても大切です。
面接をすることで子供たちにしっかりと接してくれる人なのかどうか、自分の園に合っているのかどうかを見極められます。保育士の転職をするときは、面接対策を万全に行ってからいきましょう。
たとえ園の方針に合っていたとしても、保育士としての才能があったとしても、面接で上手く話すことが出来ないと採用試験に落ちてしまう可能性があるので注意をしてください。
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保育士の面接で聞く長所と短所の意味
保育士に限らず面接で多い質問といえば長所と短所についてです。なぜ自分の長所と短所を聞かれるのかというと、自分を客観的に見られるのかどうか、そして自己分析が出来ているのかどうかを知るためです。
また、短所をどのようにカバーしようとしているかも見られています。そのため、短所をカバーできるような長所があったり、短所をカバーしたりする努力が必要となります。
職場の雰囲気に合うのかを見ている
面接は長所短所はもちろん、人柄が園にあっているかどうかを見極めるためにもあります。おっとりした雰囲気が合うのか、テキパキした雰囲気が合うのか、園の方針通りの先生になってくれるのかどうかは面接で判断をします。
もちろん実際に働いてみないと適性は分かりませんが、明らかに園の方針と合わない、すぐに辞めてしまいそうな人は落とされてしまう可能性があります。
しかし、職場の雰囲気に合うかは自分自身のためでもあるので、面接を受ける保育園は事前に調査をしましょう。その保育園の方針などが合っているかどうかは、面接に進む前からチェックをすることをおすすめします。
面接で長所だけ答えるのはダメ!
面接で気になるのが、長所だけを話しては駄目なのかということです。面接で自分自身のデメリットを話すのはイヤだと感じる方もいるでしょう。出来ればいい印象だけを受け止めて欲しいはずです。
けれども、面接で長所だけ述べるのはいけません。自分のいいところを知ってもらうことは大切ですが、自己分析が出来ているかどうかは短所も見られます。自分の悪い部分を話すことも、面接ではとても大切なことなのです。
長所よりも短所を重視している
面接では、実は長所よりも短所が重視されています。長所と短所は背中合わせになることが多く、どこかが秀でている、その点が短所につながる場合もあるでしょう。
また、短所を知ることで、どのように短所をカバーできているのか、対策を取っているのかも園側は知りたがっています。実は短所は自分のデメリットを話すことではなく、自分の最大のアピールポイントにつながることなのです。
どのように短所を改善しようとしているのかは面接ではとても大切なことです。短所は隠さず素直に伝えましょう。そしてどのように対策をしているのかもしっかりと伝えることが大切なのです。
長所と短所を答えるときのポイント
自己分析が出来ていたとしても、面接で自分の長所と短所を伝えることはなかなか難しいでしょう。
これは保育士に限らず、どんな仕事の面接でも同じことです。では、面接ではどうすれば上手く長所と短所を伝えることが出来るのでしょうか。
短所を伝えるときのポイント
短所を伝えるというのは、自分の誠実さをアピールしたり、園に合っているかどうかを伝えることでもあります。どんな人でも短所はあります。短所がない、といってしまえる人はなかなかいないでしょう。
また、短所がないといっても実は短所はあるものです。実際に働いてみて知ってもらうよりも、最初から自分の短所を伝えたほうが働きやすいでしょう。また、自分の悪い部分も知ってもらうことは誠実さを伝えるためにも大切です。
保育士としてマイナスになる短所は言いにくいかもしれませんが、保育士として働く上でマイナスにならない、挽回することが出来る可能性の高いことを伝えてみましょう。
短所を聞かれたときの回答例
短所を伝えるときは、努力や工夫次第でカバーを出来ること、後ろ向きではなく前向きな回答をすること、そして客観的な内容にすることが大切です。
やはり自分自身を客観的に見られるということは、印象を良くします。そのため、客観性があり、かつ努力をしていることを伝えるようにしましょう。
回答例
たとえば優柔不断だという短所は、慎重に進めることが出来る、余裕を持ったスケジューリングで仕事を進めている、失敗しないように入念な準備をしている等、しっかりとした面があることをアピールしましょう。
緊張しやすい、ということは事前に入念な準備をしている、自信をつけるために頑張っている、保育士の仕事をしていて行事事で人前に立つようになってから改善してきた、などと伝えることをおすすめします。
特に、保育士の仕事を通して短所が少しずつ改善してきた、というのは大きなアピールにつながるはずです。他にもせっかち、飽きっぽい、おせっかいなど人によっては短所につながることでも、改善点や対策を伝えることでアピールにつながります。
長所を伝えるときのポイント
長所は短所と同時に聞かれる場合もありますし、長所のみとして聞かれる場合もあります。長所を伝えるときは、長所を活かしたアピールをしていきましょう。
性格的な長所はとても大切ではありますが、仕事にはどう活かすことが出来るのかを考えてみてください。長所を発揮することが出来た、出来れば保育士の仕事に絡めたエピソードを話すようにしましょう。
保育士に絡めて長所を伝えることで、面接でも大きなアピールポイントとなるはずです。
長所を聞かれたときの回答例
たとえばめげない、ポジティブ、前向きだという長所があった場合は、失敗も新しいことの挑戦につながったり、根気のアピールになります。前向きで明るい性格は保育士向きです。
最初はなかなか話してくれなかった人見知りの子供でも、持ち前の前向きさでどんどん話しかけたら仲良くなることが出来た、親しくなることが出来た、というのは保育士としてもとても大きなアピールにつながるでしょう。
やはり保育士として働く上で子供と仲良くなれる、根気がある、ということはとても大切なことなのです。
実際の回答例
おおらかという長所も保育士としては大きなアピールポイントです。おおらなか人はなかなか怒りません。
保育士として働いていると、どうしても子供に対してイライラしてしまったり怒りそうになる場面もあるかもしれませんが、そういった場面でも怒らない、冷静に対処することが出来る、落ち着いて対応が出来る、というのはアピールになります。
子供と仲良く接することが出来るというアピールをしましょう。おおらか以外にも、優しい、落ち着いている、といった部分が同じようにアピールにつながります。
まとめ
保育士の面接、といっても一般職の面接とそこまで変わりありません。しかし保育士の仕事は経歴や仕事に関する面よりも、人柄を見られることが多いのです。
どれだけの仕事をこなすことが出来るのか、どれだけのスキルがあるのか、よりも、どれだけ子供と仲良く接することが出来るのか、園に合った保育士になれるのかを重視して面接をしている保育園が多いはずです。
だからこそ、面接に挑むときは面接対策を万全にしておきましょう。
もし面接対策が不安な場合は、転職サイトで相談をしてみることもおすすめします。
自己分析をして長所と短所を出したとしても、面接でどのように言えばいいか分からないという場合もあるものですが、そういったときに相談に乗ってくれるはずです。
ありのままの自分をアピールすることも大切ですが、面接で受かるように努力をすることも、転職をする上ではとても大切なことなのです。