今さら聞けない!リアルに使える保育士求人に応募する際の電話マナー
※当ページには広告が含まれています。
転職活動中の人の中には、保育士求人に電話応募する人もいるでしょう。その際、電話マナーを守れていない、間違ったかけ方をしてしまう人もいます。知らずに相手先からの自分に対する印象を悪くするようなことは避けたいところです。
今回はそのような失敗を避けるために、電話をかけるにあたって用意するものについての情報を出発点として、押さえておきたいポイントをまとめました。
どうしても電話は無理と思う人におすすめの応募方法についても記載しましたので、ぜひご一読ください。
不満が原因で退職するのは今の職場だけにしたい!長く働ける職場を探したい!という人は転職エージェントに頼って転職するのがおすすめですよ!
保育士の応募電話をかける前に準備するものは『4つ』
電話をかけるときには、お互いの声をよく聞き取れるように静かな場所を選択しましょう。
また、固定電話ではなくケータイ・スマホを使用する場合には電波がある場所からかける、さらに充電を忘れないでください。そして用意しておきたいものについては、以下のとおりです。
- 【1】応募先の求人票
- 【2】質問事項をまとめた紙
- 【3】メモ用紙とペン
- 【4】カレンダー
まず、応募先の求人票ですが、すでに記載されている情報を質問するのを防ぐために準備しておきます。質問事項をまとめた紙は、聞きたいことがあるかといわれたときに、スムーズに答えるために用意しておくものです。
それからメモ用紙とペンは、自分が質問したことに対する回答、面接の日時など重要事項を書き、忘れないために必要です。
カレンダーはどうして必要なの?メモ用紙で十分じゃない?
カレンダーについては、手帳などほかのものでも良いですが、面接日時を決めるにあたってスケジュールが空いているか確認のために準備しておきましょう。
あとで予定が被ってしまっていることに気づいて、もう一度電話してくるなんてことはないようにな。
実際に電話する際の基本とポイント
場所は静か、充電もバッチリ、聞きたいことは全部書いた、メモ用紙と筆記用具もある、日程もすぐに答えられるとなれば準備はOKです。あとは電話をかけるだけですが、相手先とどんなやりとりをするか把握できているでしょうか。
意外と応募先に電話をかけてみたのは良いものの、何から喋れば良いのかわからず困ってしまう人は少なくありません。
以下にそうならないための情報をまとめましたので、応募の電話をかける前にしっかりとチェックしておきましょう。
電話応募の流れとフロー
電話をかけて相手が出たらまず、挨拶をして名乗り、用件を話します。相手が採用担当者であればそのまま話が進みますが、そうでなければかわってくれます。コチラが事前に採用担当者を把握しているのであれば、取り次ぎをお願いすると良いでしょう。
次に採用担当者との話ですが、求人票を見て応募したい意思を伝えると、どうすれば良いか説明してくれるでしょう。
履歴書や職務経歴書をまずは郵送するか、面接時に持参するかのいずれかになると思われます。
たいてい、最後に何か質問はあるか聞かれるため、そのタイミングで知りたいことを聞きましょう。
そして電話を切るときには、電話対応してくれたことに対する感謝を述べると、相手に感じの良い人という印象を持たれやすくなるためおすすめです。
どうしよう電話応募の経験がまったくないからすごい緊張する。
電話応募から面接は始まっていると思うようにな。何が言いたいのかわからなければ不採用にしてやる!
あまりの緊張で頭が真っ白になって何も話せなくなることがないよう、喋る内容を確認して応募先との電話での展開を把握しておくのがおすすめです。
電話を掛ける時の言葉遣いとマナーのNG集
応募先に電話をかけた瞬間から、選考はスタートしていると思っておいて良いでしょう。決しておおげさな話ではなく、敬語を正しく使用できないのは社会人失格とみなされ、不採用になりかねません。
よくある間違いを把握し、実戦で出さないようにシミュレーションしましょう。
【1】言葉遣い・敬語のNG
まず、わかってはいてもいつもの癖でつい出てしまいがちなのが、相手が電話に出たときのもしもしです。気にしない人もいますが、年配の人など言葉遣いにうるさい相手だと、評価を落としかねません。ご多用中、恐れ入りますなどの挨拶から入りましょう。
続いて、もしもしのほかにいってしまいやすいのが、わかりましたです。一見、丁寧な印象を受けますがこれもNGワードである点に注意しなければいけません。同じく了解しましたもダメです。承知いたしましたやかしこまりましたを使いましょう。
それから、電話は対面で話すときと違って、相手の声が聞き取りにくくなりがちです。電波が悪い、相手の声が小さい、周囲の雑音に声がかき消されるなどの要因がありますが、ついはい?やえ?と聞き返してしまいますが、良くありません。
相手の声が聞き取れなかったときにはお詫びの言葉を添え、電話が遠いようです、もう一度お願いいたしますと聞き返しましょう。
聞き返しても大丈夫なの?失礼じゃない?
聞き返すこと自体は失礼にあたりませんので安心してください。むしろわからないまま話を進めてしまうほうが失礼です。
そのほかには行きますはうかがいますが正解、すみませんは申し訳ございませんが正解、わたしはわたくしが正解などいろいろあります。
自分では丁寧な言い回しができていると思っても間違っていることがありますので、十分に気をつけましょう。
【2】電話する時間帯・タイミングのNG
求人に応募する電話はほんの数分で終わりますが、それでも相手の時間を奪うことに変わりはありません。
したがって、なるべく応募先にとって都合の悪くない、忙しくないタイミングで電話をかけたいところです。保育園に電話をかけるとして、避けたい時間帯を以下に記載しました。
- 勤務時間外
- 登園時
- 昼休憩時
- 降園時
昼休憩時が入っているのは、採用担当者が外出して不在になるのを予想してのことです。反対にベストなのは、園児が活動しておらず、保護者対応もない午睡中(昼寝中)のタイミングといえるでしょう。
なお、仮にバタバタしているときに電話をかけたとしても、応対はしてくれるはずです。ただ、相手が手が離せないような状況の中での電話だと、イライラさせてしまい、話し方がきつくなってしまうかもしれません。
お互いリラックスして気持ち良く話せる時間を選びましょう。
【3】電話対応のNG(折り返し・先に切らないなど)
一度電話をかけてみたけれど採用担当者が不在だった場合など、応募先から電話がかかってくることがあります。それにコチラが出られなかった場合には、すぐに折り返しの電話をかけましょう。そして冒頭で電話に出られなかったお詫びを添えればOKです。
電話以外の応募方法の場合、相手先の番号を把握していないと、悪徳業者からの着信を疑って電話に出ない人もいるでしょう。それとはしっかりと区別できるように、応募先の連絡先は事前に登録しておくことをおすすめします。
電話が苦手な人は話す内容を書いたメモの用意
間違った言葉遣いをしてしまう、何を喋るか忘れてしまう失敗が起こり得るのが、応募電話です。頭の中で話す内容を大まかに決めるだけだとそうなりがちなため、紙などにまとめておくのが良いでしょう。
冒頭の挨拶、名乗り方、用件、採用担当者への取り次ぎのお願い、質問事項にいたるまで、読みながら喋れるように台本を作成すると良いです。
そうすると緊張もしにくく、考えながら話す必要がないぶん、すらすらと言葉も出てくるようになります。また、話す内容だけでなく、応募電話で頻出する敬語について、リストを作っておくのもおすすめです。
リストを作っておく意味は本当にあるの?対応できるかな?
相手から何か聞かれたり、指摘されたりしたときなど、台本にない話をするときに間違った言葉遣いをしてしまうのを防げます。
言葉遣いは印象において重要だからきちんと確認しておくのだぞ。
転職サイトを利用すれば電話かけなくてOK
ここまでの内容を読み進めて、自分にはやはり電話応募はハードルが高いと思った人もいるでしょう。
そのような人は、見出しにあるとおり転職サイトを使えば、電話をかけるのを回避することが可能です。なお、ほかにも以下のメリットがあります。
- メンテナンスなどを除き、基本的に24時間365日稼動
- 完全無料で利用可能
- 自分の都合の良いタイミングで応募ができる
- 登録されている保育士の求人情報が豊富
- 勤務地や給与などさまざまな希望条件が指定できる
応募を辞退したとしてもとくにペナルティはなく、デメリットといえるような要素はとくになしといって良いでしょう。
これだけの魅力的な要素が揃っている転職サイトを使わない手はないといえます。なお、応募にあたって電話をかける必要はなく、それに備えて敬語を勉強する必要はありません。
電話応募が苦手な人にとってはかなり嬉しいね!私も利用しようかな!
そうですね。電話応募が苦手、もしくはミスをしたくないなら利用すべきでしょう。
ただ、その後の選考では面接をはじめ、正しい言葉遣いが要求される場面はやってきます。したがって、受け答えを適切にできるよう、トレーニングしておくに越したことはないでしょう。
まとめ
転職サイトの利用はぜひおすすめですが、それでも保育士として転職するにあたって、求人に電話で応募しようと思う人もいるでしょう。その際のポイントについて、最後に改めて整理しておきましょう。
- 台本と敬語リストを作っておく
- 重要事項をメモする紙とペンを手元に置いておく
- カレンダーなどスケジュールをすぐ答えられるものを手元に置いておく
- 午睡中を見計らってかける
- 不在着信はすぐに折り返す
- 自分から絶対に電話を切らない
ほかには当然ですが、相手に聞こえるようにはっきりと話すのを忘れてはいけません。
あとは以上の6つを押さえておけば、相手先に悪印象を与えることなく、スムーズに応募電話を済ませることができるでしょう。ぜひ取り入れて、転職活動の成功に繋げてください。