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みんな社畜?仕事中毒者と社畜の違いは?被害者になる前に転職しよう

かつて私は社畜でした。いわゆるブラック企業に勤務していたのですが、身体の調子がおかしくなるまでは自分が社畜だなんてまったく思いもしませんでした。

みなさんのなかにも、社畜認定されてもおかしくない状況下にいるのに社畜などと微塵も疑わずに社畜している人もいるでしょうし、これって社畜だよね?と感じつつ毎日あくせく働いている人もいるでしょう。

あるいは、すべての会社員は社畜であり、社畜以外の何者でもないと解釈する人もいるでしょうし、自分が社畜となるか勤勉な労働者となるかは意識の持ちようだと考えている人もいるでしょう。

社畜という言葉の意味は次のようなものです。

《会社に飼い慣らされている家畜の意》会社の言いなりになって、つらい仕事でも文句も言わず働いている会社員を、皮肉を込めてからかう語。
◆小説家の安土敏の造語という。

引用元:大辞泉「社畜」

会社の言いなりになってつらい仕事でも文句を言わずに働く会社員となれば、すべての会社員にあてはまりそうなものですが、そのようにもともとは会社員という人種に対する造語だったのかもしれません。

この記事では社畜とは?を体験をもとに説明し、仕事中毒者の違いや、社畜脱却への手順などをお話ししたいと思います。

社畜とは?

社畜とは冒頭で触れたように、会社の言いなりとなって家畜のように働く会社員のことを指します。

サービス残業や休日出勤は当たり前、何よりも仕事が最優先、自分ではなく会社のために思考し、行動して生きているような人が社畜です。

働き始めたばかりの頃は、この会社でやっていけるかな?と不安に感じる正常な判断力もあります。ストレスでかなりしんどい日々が続いて、辞めたいなと思うのですが、そのうち、苦痛に対して鈍くなっていきます。

そればかりか、苦労が美徳に感じ、何やらよく分からない充実感ややりがいを覚えることも。

いやいや働かされているという受け身の意識では心身があっけなく潰れそうになるので、その環境に適応しようと自己防御的に、「何もかも自発的に、自らの意思で会社に貢献しているんだ」と思うようになり、気づけば異常な状況が正常となり、とにもかくにも1日1日をせっせと可能な限りで懸命に働いています。

自分が社畜だと自嘲して話せる人はまだ軽度であるため、まだそうしていられるうちに転職することをおすすめします。

社畜の定義に仕事中毒者も含むべき

仕事熱心な人も、場合によっては社畜の定義に含んでいいように思えます。

ブラックな企業でなく、社畜などとは無縁な会社で、なんなら勝手な残業は注意されるような職場であっても、趣味は仕事ですといったスタンスの仕事中毒者を見かけます。

仕事熱心なのか他にやることがないのかよく分かりませんが、毎日夜遅くまで仕事をし、休日にも出社してしまうような会社員。とくに、20代~40代くらいまでの独身男性に多いように思えます。

仕事中毒者は物事の本質を把握する力が低いから仕事もできない

これはあくまでも偏見ですが、仕事中毒者に限ってあまり仕事ができず、周囲からもそれほど評価もされていません。肝心な局面でまったくパフォーマンスを発揮できず、有能な上司から愛想をつかされているようなことも。

自営業者や経営者とは違い、会社員は会社に貢献すればするほど損します。マルクスなどの経済学を持ち出すまでもなく、会社組織の本質を理解している人ならがむしゃらに働くようなまねはしないでしょう。

自分の給料分のために働くだけなら、今の労働時間の半分くらいで十分です。規定の労働時間の多くを、従業員にまったく無関係な会社の利益のためだけに働いています。

そうであるのにサービス残業や休日出勤までして無報酬で会社の利益のために働くとなれば、文字通り、奴隷です。

物事の本質を見抜く力のある人はそう捉え、「それってバカだよね?もっと自分の人生を大事にしよう」と合理的に考えます。つまり、仕事はビジネスなんだと考えることのできる人です。

そういった本質を見抜く力、合理的に考えることができる力は仕事においても発揮されます。生産性も高く、会社への貢献度も高いので、有能だと評価されます。

「この会社が好きだから」とか「他にやることないから」とか「この会社に働かせてもらってるだけでもありがたい、感謝してるし、貢献したい」などという人の考え方からして、仕事ができそうにないと感じるでしょう。

社畜の生活

私自身、社畜であったので当時の生活についてお話したいと思います。

社畜化すると何が正常で何が異常かがよく分からなくなるため、一度、これを使って社畜の自己診断をしてみてください。

3時間睡眠

仕事の繁忙期には1日の睡眠時間が平均3時間でした。

夜中の1時に会社からタクシーで帰宅し、朝の6時に起床するという日々が続きました。疲れが溜まっている時には日中かなり眠くなるので、昼休憩の時には食事もせず、ひたすら仮眠に時間を費やします。

休日は月に1度?

休日出勤が当たり前で、仕事の進捗状況などに無関係で、とにかく休日に目覚めるとほとんど無意識でスーツに着替えようとしてしまいます。

休日に休息することで上司や先輩から非難されるわけでもなかったんですが、仕事をしていない時間というのが当時の私からすると、違和感を覚え、妙に落ち着きなくそわそわしてしまいました。

少し気味の悪い発言になりますが、休日にビジネス街の風景を眺め、オフィスの匂いを嗅ぎ、その空間に身をおくと妙に落ち着いた気分になりました。

結婚式にも会社から電話が鳴りまくる

とても仲のいい友人から結婚披露宴に招待されたので、その日は会社を休ませてもらいました。

ところが、結婚式が始まる前、会社から電話がかかってきて、そこから鳴りっぱなしでした。

どうしても私へ連絡をとらないと仕事が進まないという状況になってしまったようで、披露宴中にも何度も席をはずすはめになり、周囲の友人から不審そうな顔をされ、親族の人からも無礼だと言わんばかりに何度もチラ見されました。

社畜の特徴

社畜化されやすい人にも特徴があるように思えます。かくいう私もその一人ですが、思い当たるふしがあれば今の生活について冷静に見つめ直してみましょう。

厳しい上司や怖い先輩をすぐ尊敬して憧れてしまう人

どのような職場にも厳しい人、ちょっとした失敗でも怖いくらいの態度を示す上司や先輩がいるものですが、そういう人と出会った時に、「〇〇さんは厳しいけど、なんか熱いよな、憧れる」とリスペクトしてすぐに感化されてしまう人は社畜化率が高いかもしれません。

軍隊の心理といいますか、服従するにふさわしい人物に出会ったと感じると妙な期待感を覚え、その人にとってはいい意味で、仕事に緊張感をもたらしてくれます。あるいはそういう錯覚に陥ります。

仕事の意義や目標、理想のモデルを見つけたような気分にもなり、その結果、上司のいうことは何でも聞くようになり、馬車馬のように働いてしまいます。

自律的に行動するのが苦手な人、自分だけではすぐに怠慢なほうへと傾いてしまう人がこうなりやすいです。

これまでふらふら生きてきた人、人生を挽回したいと願う人

20代にフリーターやニートをしていた、といった経歴のある人も社畜化傾向にあります。

これまでだらだら生きてきたから、これからは一生懸命な自分になりたいと願っている人が、ブラックな会社に入社すると、その道へとはまりこんでしまいやすいです。

というのも、「もし仕事を簡単に辞めてしまったらフリーター時代と何も変わらない、それって逃げだ」と自分に厳しく振舞うため、ブラックな会社であっても必死にその場にとどまろうとします。

あるいは、ブラック上司が「お前はたしか採用面接のとき、自分を変えたいって言ってなかったか?腰を据えて働きたいとか言ってたよな?」などと、その人物の経歴を悪用するかもしれません。

常識や社会通念を疑えない人

しんどいことを積極的に引き受け、困難や苦しみに耐えることは素晴らしいことだという社会通念や常識を疑わず、信じ切っている人も社畜率高めです。

確かに、しんどいことと対峙するのは大切ですし、苦しみに耐え、困難を乗り越えることも大切です。しかし、それは本当に自分がやりたいことを見つけ、その目標に向かって進んでいる状況下での話です。

何でもかんでもしんどいことと向き合う必要はありません。ただ、自分が本気に取り組んでいることに限っては、苦しみやしんどさを避けず、自分のために乗り越えていかなければなりません。

そもそも本当の意味で真剣な目標に突き進んでいる人にとってはその際に生じる苦しみは苦しみではなく、しんどさもしんどさではありません。

ともかく、そこらへんの人がいうことを精査せずに何もかも鵜呑みにし、それを行動原理や生活信条にしてしまう人ほど、ブラック会社がすべて正しいのだと信じやすいです。

他人の評価を気にする人

他人の評価を気にする人も、自ら社畜の道へと入り込んでしまうおそれがあります。

他人の評価を気にする人は仕事でがんばろうという気持ちが強いです。それは決して悪いことではありませんが、その会社での評価内容がまともでなければ、その人もまともでなくなります。

ある会社では労働時間が長ければ長いほど評価されるような職場だっとしたら、評価を気にする人はなるべく長時間働くことで評価を得ようとするでしょう。反対に、定時までに効率よく働くことを良しとする会社であれば、その人はそうやってがんばります。

他者の評価を気にする人は周囲に振り回されて生きていくことになるので、社畜化には気をつけた方がいいです。

何事においても多数派でないと不安な人

人と違う存在であることは不安を覚えます。なるべく人と同じようにいると安心できます。

その心理が強い人は、社畜化を積極的に推進する会社に入った時、すんなり社畜になってしまう傾向が高いです。同僚がしんどそうだから、わたしもしんどくなる!といった感じです。

気が弱く、意思表示ができない人

ブラックな会社や社畜化が蔓延している会社では、高圧的な上司、根性というコトバしか知らなさそうな先輩、気の強い同僚など、気の弱い人にとってはうんざりさせられる人々に取り囲まれることが多いです。

気が弱くて、自分の考えを表に出せない人は、周囲に命じられるままに行動してしまいがちです。

自分もそうだ!という人で、心身の健康を損ねってもう限界なら、退職届を郵送で送り、勝手に辞めてしまいましょう。そして、まともな会社を探すことに力を注ぎましょう。

ちょっと行動すれば人生は変わる!社畜から脱却する方法

社畜であれブラック企業の社員であれ、とにかく今の人生が苦痛で飽和しているのなら、覚悟を決めて転職しましょう。

そこまでの苦痛がなくとも、なんとなく危険を察知したなら早め早めに社畜を脱却した方がいいでしょう。

もし社畜的な生活のせいで心身が壊れかかっている、または、壊れてしまったなら、それは社畜ではなく被害者と呼んでもよさそうな状態であるので、さっさと辞めてしまい、心身の健康を取り戻すことに専心しましょう。

会社を退職するとき、上司に面と向かって「辞めます」と言わずとも辞めることはできます。

そのやり方は通常の場合にはなるべくよした方がいいとされていますが、まともでない会社の場合にはまっとうな辞め方です。緊急性の高い場合には今日明日から出社せず、郵送で退職届を出して辞めましょう。

ほんのちょっと行動を起こすだけで、今とはまったく違う人生を歩むことができます。その一歩を踏み出すのは不安かもしれませんが、自分のためを想って、自分のために生きられるような人生を作りましょう。

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まとめ

今回は社畜について体験を交えてお話ししました。

社畜が重度になると自分が社畜だと気づくことさえなくなります。そうなってからでは、健康な生活に修正するのは難しくなります。

もし自分が社畜かも?と思うのなら、いったん会社の状況を客観的に点検してみましょう。第三者に相談し、助言をもらうのも一つの方法です。

いずれにせよ、自分のために生きましょう。これをきっかけに少し立ち止まって人生について考えてみるのもいいかもしれません。

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