エリートネットワークの評判は?利用前に知るべき5つの特徴と注意点
『エリートネットワーク』は野心的で向上心の強い転職希望者にふさわしい転職エージェントです。現在のキャリアに関わらず、仕事で成長したいという方なら必ず満足できるはず。
こだわりに溢れたサポートをしてくれるため、使用にあたって知っておくべきポイントがいくつかあります。
- 転職エージェントのオフィス所在地
- 特筆すべきこと・注意すべきこと
これからこの2点に絞って『エリートネットワーク』のメリット・デメリットなどを書いていきます。登録前の最終確認として参考にしていただけたらと思います。
『エリートネットワーク』のオフィス所在地
転職エージェントは通常、登録後にオフィスで面談する流れになっています。オフィスが居住地から遠い場合、多忙で足を運べない場合などは電話の面談でも可能な転職エージェントもあります。
『エリートネットワーク』は海外駐在などを除いて、必ずオフィスでの直接面談を行います。地方在住の方も、一度は出向く必要があります。
それはこの会社の真摯さの表れです。
まず、じかに会って登録者の人物像やメンタリティー・価値観に触れることが転職サポートに不可欠な要素だと考えているからでしょう。
職務経歴など登録情報だけを頼りにマッチしてそうな求人を紹介することもできますが、『エリートネットワーク』はパズルのピースほど厳密にマッチしなければ紹介できませんという妥協ないスタンスです。
そのため、同じテンションで納得のいく転職活動がしたい方におすすめです。
東京 |
所在地:東京都中央区銀座2丁目6-8 日本生命銀座ビル 6階(受付) 交通アクセス: ・東京メトロ銀座線・日比谷線 銀座駅A9出口より徒歩3分 ・東京メトロ丸ノ内線 銀座駅C8出口より徒歩4分 ・東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅8番出口より徒歩1分 ・JR有楽町駅 銀座口/中央口/京橋口(銀座方面)より徒歩5分 |
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面談対応時間についての記載は見つからなかったですが、問い合わせ時間が「平日9時~20時」となっていたので同じ時間帯だろうと思います。
また、土日の面談に関しても不明ですが、おそらく相談して調整することはできるでしょう。
エリートネットワークの特筆すべきこと『5つのポイント』
『エリートネットワーク』は少数精鋭の社員で構成される企業です。
確認できる限りではスタッフは30名余りらしいですが、設立は1997年と決して若い会社ではありません。
- 約700社の日本の上場企業
- 約1100社の日本の優良企業
- 約400社の外資系企業の日本現地法人
こだわり抜いた転職サポートを実現できるのも、あらゆる業界の取引企業を数多く持っているからでしょう。
1.サポート体制の一本化
多くの転職エージェントの体制は、登録者を支援するキャリアアドバイザーと、取引企業に対応する担当者が別々である分業です。
『エリートネットワーク』ではその二者の役割を一本化しています。
キャリアアドバイザーが企業に足を運んでヒアリング・リサーチし、その企業情報をもとに登録者に求人紹介、履歴書添削・面接対策などを行います。
登録者と企業双方の雰囲気や特性をアドバイザーが実感をもってキャッチするため、点で合わせたようなマッチングができるわけです。
2.業種・業界のバラエティ
『エリートネットワーク』は幅広いタイプの求人を保有しています。
業種・業界に関していえば一般的な業界から次のような求人まで豊富に取り揃えています。
- 学校法人・独立行政法人
- 税理士法人・監査法人
- 法律事務所・社会保険労務士事務所
- 国会議員政策秘書
- 在日外国政府機関出先
キャリアドバイザーと話し合って適性を分析してもらうことで、想像もつかなかった職に巡り会えることがあるかもしれません。
3.資格の仕事
資格を活かした求人も充実しています。
- 公認会計士・税理士
- ファイナンシャル・プランナー
- 弁護士・司法書士
- 一級建築士
- 測量士・測量士補
- インテリアコーディネーター
- 医師・看護師・薬剤師・獣医師
- 介護福祉士
- 理学療法士
- 社会福祉士
上に挙げたのは一部ですので、興味のある方はぜひ公式ページをチェックしてみてください。
4.業種に合わせた選考対策
幅広いジャンルの求人を扱っていますが、紹介したあとは投げっぱなしというわけではありません。
例えば、英文レジュメを作成しなければならない企業にエントリーする場合などのサポートサービスも備わってると公式ページに書いてあります。
積極的にチャレンジする登録者に対して、ウェルカムという姿勢で協力してくれます。転職活動にとことん付き合ってもらいたい方にとても役立ってくれるでしょう。
5.意識高い系でない登録者も多数
『エリートネットワーク』の利用者イメージは「キャリアアップ」や「高年収」と捉えがちですが、一般的な転職を目的とする登録者も多数います。
といっても、意識高い系でない方は、意識が低いというわけではありません。どのようなキャリアであれ、どのような進路の方向性であれ、「より良い職場を見つけてしっかり働きたい」という意志は備えているはずです。
その個人の職歴や能力に合った求人は十分に保有しているが「気持ちの面で大丈夫かな」とキャリアアドバイザーが判断した場合、紹介を躊躇われることもあり得る話です。
登録前の準備として、転職に対する意識の持ち方を見つめておきましょう。
『エリートネットワーク』の地域別求人数
公開求人は現在のところ、23049件あるようです。
これから各地域の現時点での「公開求人」件数を挙げていきます。ここでは関東・関西のみを挙げておきます。
1,関東
地域 | 公開求人件数 |
茨城 | 194 |
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栃木 | 172 |
群馬 | 65 |
埼玉 | 242 |
千葉 | 270 |
東京 | 10791 |
神奈川 | 1217 |
2,関西
滋賀 | 169 |
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京都 | 192 |
大阪 | 1299 |
兵庫 | 378 |
奈良 | 3 |
和歌山 | 3 |
東京・神奈川・大阪が目立って多いです。オフィス面談が必須なので、関東圏の方に最適です。
なお、この数値のほか、非公開求人が別にあります。その数は不明ですが、一般的な転職エージェントでは求人全体の20%が公開求人、80%が非公開求人という比率が多いです。
ちなみに非公開求人とは一般の転職サイトには掲載されていない求人のことです。つまり転職エージェントを利用する者だけが出会える求人です。
『エリートネットワーク』の職種別求人数
職種を16のグループにわけた公開求人数を紹介しておきます。
職種 | 公開求人件数 |
IT・通信 | 4187 |
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インターネット・モバイル | 2291 |
電気・電子・半導体 | 2153 |
営業・販売 | 2153 |
企画・事務・管理 | 4919 |
自動車 | 1149 |
機械・プラント | 1250 |
化学・素材 | 397 |
メディカル・ヘルスケア | 935 |
食品 | 149 |
建築・土木・不動産 | 1777 |
金融スペシャリスト | 1731 |
コンサルティング | 1501 |
クリエイティブ | 839 |
アパレル・消費財 | 162 |
その他(塾講師・通訳・翻訳など) | 231 |
「IT」や「企画・管理」などがとりわけ充実しています。もちろんこれにプラスして非公開求人も保有しています。
公式ページではより細かな職種でも検索できるので、詳しく知りたい方はぜひ調べてみてください。
『エリートネットワーク』の注意すべきこと
『エリートネットワーク』を使うにあたって知っておくべきポイントについていくつか挙げたいと思います。
年齢
一般社員に関しては、30代までの求人が多いように思えます。40代や50代の方は別の転職エージェントを使った方がよさそうです。
案件が少ない例
『エリートネットワーク』は基本「正社員からの転職」が対象です。フリーターの方や派遣社員の方はその職歴に特化した転職エージェントがあるので、そちらを使いましょう。
注意しておきたいのが「転職回数の多い方は求人案件が少ない」と公式ページに書いてありました。
転職回数を5社~6社以上重ねた方などは、企業が慎重な態度になるため、応募条件からはずれてしまいやすいのかもしれません。
転職のリスク・ベストな選択
職歴によっては「転職をおすすめしません」とキャリアアドバイザーに助言されることもあるそうです。先の話にもつながりますが、転職回数や勤務期間によっては紹介が困難な場合もあります。
また、職歴に限らず、転職の動機、現職の企業情報、勤務状況や成績など、あらゆる事柄を総合して「本当に転職するのがベストかどうか」をアドバイザーが見極めてくれます。
これはネガティブな意味合いでの審査ではありません。
自分では分からなかったけれど、現職に留まった方が将来的に活躍できるといった視点を与えてくれることもあります。客観的な意見に耳を傾けることも大切なので、そういう類のアドバイスをされる可能性も頭に入れて面談に臨みましょう。
まとめ
『エリートネットワーク』は転職をビッグチャンスと捉えらえる方と相性がいい転職エージェントだと言えるでしょう。
こちらの真剣さをアドバイザーに汲み取ってもらえれば、その熱をそのまま企業側にまで届けてもらえます。
興味のある方はぜひ使ってみてください。