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広告 人生の考察

20代は他人の人生が気になる年頃

僕は29歳で仕事を辞め、いつ次の仕事につけるかも分からないまま無職になりました。

来年は30代なんだなと思うと、なんだかとても複雑な気持ち。

子どもの頃、20代や30代は立派な大人で、だから自分もばりばり働いて、それなりの暮らしをしていると想像していましたが、現実は全然違っていました。人生に当時のようなパターンがあるとは思いもしませんでした。

仕事を辞めることが決まってから偶然に友人から電話がありました。互いに近況報告しました。

20代はみんな何やってるんだろうと気になる年頃でもあります。成功や失敗、ぼちぼちの人生、楽しそうか、そうでもないか。自分がどう思われているのかも気になります。

今回は人生パターンについて考えてみたいと思います。

1.新卒からサラリーマンの人生

例えば大学を卒業して正社員として働き出す。そのうち結婚し、家庭を持ったり子どもを育てたりし始める。

こういった流れがもっともスタンダードだと言っていいでしょう。

今からこのタイプの傾向やあるあるを紹介します。これはほとんど僕の経験による個人的な感想です。

勤め先はずっと同じ?

このタイプの人がずっと同じ会社で働き続けているかどうかを考えてみると転職している人間の方が多い気がします。

会社を変えたり、職種を変えたりと様々ですし、辞める理由も「キャリアアップのため」だとか「転勤が多いので一所にいられるようにしたい」などばらばら。

老けがち・肥りがち

このタイプの友人らはなぜだか老けるのがとても早い気がします。

20代後半くらいで白髪や頭髪の薄さが目立っています。顔のはりも失いがちです。一生懸命働いているとそうなるのかもしれません。

あと、でっぷり肥えてしまったものが大勢います。

20代前半は野心的

20代前半のこのタイプの友達とお喋りしていると野心的な発言が多いです。いかにもビジネスマンっぽい単語を使いがちでもあります。

さらには、ビジネス雑誌や有名なビジネスマン、ネットニュースの話題なんかを口にしたりします。

20代後半は妙に謙虚になりがち

どういうわけか、多くの友人らは20代後半になると発言も態度もどこか控えめになり、人生を悟ったような謙虚さが見受けられるようになりました。

「お前、がんばってるよな」みたいにこちらが言うと、

「そんなこと全然ないよ」みたいな感じで、どこか哀愁さえ漂ってきます。

こちらがフリーターの場合

こちらが無職やフリーターなんかの立場で会話をすると話がかみ合わなくなります。話すことがないので、自然男ばかりだと下ネタに走りがちです。

セミナーに参加しがち・自己啓発本読みがち

セミナーに参加したことがあるというこのタイプの友人が結構いました。何を学んでいるのかよく分かりません。

なかには何十万円も出して受けるセミナーがあるそうです。内容は教えてくれませんでした。ある種のブレインウォッシュでしょうが、精神の在り方を変えるくらいの気持ちがなければやっていけない仕事もあるのかもしれません。

あと自己啓発本を読んでいる人がたくさん。たぶん、効果はないように思えます。

高級志向?

ばりばり働いている、あるいは会社に働かされている20代は身に着けるものにもこだわりがちです。

時計やら財布やら車やらで、なるべく高額なものを買いたがります。

2.公務員の人生

市役所勤めや教師など。

サラリーマンすごいと思いがち

民間のビジネスマンって仕事に対する意識が高そうだし、すごいなあと思いがちです。

サラリーマンの友達が大勢いる場に立ち会った公務員の友人は仕事の話題になるとびくっとするそうです。サラリーマンの友人が上司から聞いた話を同じように語っているだけの可能性を疑えないほど、公務員の友人は緊張するそうです。

趣味が充実していそう

市役所勤めの友人は時間がたくさんあるといってテニススクールに通っていました。ほかに釣りや何やと趣味に充実しています。

3.専門職や研究職の人生

企業の研究所や大学での専門的な仕事など。

お金持っていそう

勘違いかもしれませんが、民間の研究員なんかをしている友人はお金持っていそうです。

真面目であまりお金使わなさそう

しかし、昔から真面目で勉強熱心なタイプでそんなお金を使わず、素朴に暮らしている感じです。

4.美容師や自営業者の人生

美容師や服屋経営、飲食店経営など。

若い

20代後半でも髪の毛で遊んでいたりと10代のノリが衰えてないです。発言や志向も若くて元気があります。自由な価値観を重んじがちです。

逆に実際の自由は少なそうに見える

自由気ままに生きているように見えますが、勤務時間が長そうだったり休みが少なさそうだったりと、案外自由でないように見えがちです。

5.夢を追いかける人生

バンドマンやお笑い芸人を目指しているなど。

20代前半はうらやましがられることもある

好きなことを追求しているので、新卒のサラリーマンなどにうらやましいと思われがちです。

おもしろい生き方でがんばっているな、と感心されることもあるらしいです。

夢追い人によっては、社会を馬鹿にしがちでもあります。なかにはサラリーマンの友人らを哀れそうな生き方だと見なして、そんな発言をしてしまいます。

20代後半は立場が逆転しそうになりがち

散々社会にアンチして自分は成功すると豪語してきたのに、30前になると少しずつ熱が冷めていったと友人は話してました。

「これから先、どうするんだ?」といろんな人から尋ねられるそうです。

夢を追うのをあきらめてサラリーマンになろうとして、20代前半からこつこつ働いてきたサラリーマンの友人に「あきらめるのか?」と言われてなんだか嫌な気分になったと聞きました。

6.フリーターやニートの人生

純粋なニートの友達はいませんでしたが、資格取得や国家試験の受験なんかのためにしばらく働いてない友人はいました。

フリーターの友人はどの時期にもたくさんいます。

なんだかんだで生きられるという気にさせてくれる

僕自身もフリーターでしたし、フリーターの友人と一緒に話していると、なんだかんだで生きられるよなという気分になります。

20代後半くらいのニートを見て、逆にそれが幸福なような気になってくる

これはサラリーマンの友達が、なんとなくフリーター暮らしをしている友達に対して思ったことらしいですが、20半ばくらいまで「なにやってんだよ、だらだらして」と感じてたけど、「こいつみたいな生き方も、ありな気がする」と思うこともあるのだそうです。

まとめ

「今の人生、満足ですか?」といろんな人に尋ねてみたいものですが、タブーのような感じがし、そのため他人の人生が気になって仕方がないのかもしれません。

他人の人生が気になるとは要するに、自分の人生が気になっているということだと思います。よそ見をせずに堂々と自分の人生を突っ走れるように生きていけたら最高そうです。

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